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ラースと、その彼女

「ラースと、その彼女」を観た。
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アメリカ中西部。雪が降り積もる小さな田舎町に暮らすラースは、シャイで女の子が大の苦手。でも、人一倍優しくて純粋な心を持っている。そんなある日、同じ敷地内に住む兄夫婦に、ラースが「彼女を紹介するよ」と言って連れてきたのは、等身大のリアルドール、ビアンカだった!

この映画でそこをつっこむのはどうなの?と思いつつも、あえて言わずにいられない。

それは無いわ~。


内にこもり気味な青年ラースが精神を病んでダッチワイフに恋しちゃうというビックリ設定のこの作品。それはいいんですけど、このラースを取り巻く環境がありえない。兄弟夫婦をはじめとして、街全体がラースの奇行を笑うでもなく、馬鹿にするでもなく、一丸となって彼の為にダッチワイフを一人の人間として扱おうとするんですね。とにかく心優しいキリストのような人たちしか出てこない。これが「あぁこいつ?俺の嫁w」とか言いながら綾波レイのフィギュアを取り出すようなキモオタだったら集団リンチの上にはりつけにされるところですが、このラース青年は「ミスターサンシャイン」なんてあだ名されるような誠実な青年だったんですね。
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なんて冗談っぽく書いてますけど、これってそういうことですよね。過去のトラウマや周囲からの期待に応えられない自己嫌悪、その要因は様々ですが、現実から目を背け想像の世界へ逃避してしまう、現実社会での人間関係を最小にとどめ、美少女アニメやゲームキャラに恋するオタクと何もかわらないんじゃないでしょうか。

最近ではニンテンドーDSのラブプラスとかいう恋愛ゲームに没頭するあまり、「今日は彼女とデートなんだ(照)」なんていいながらゲームのキャラとデートしているというキモオタがニュースで特集されてました。美人キャスターの顔はひきつってたし、男性アナウンサーはあからさまに馬鹿にしたような目で見て笑ってましたよ。「冷笑」っていう言葉がこれ以上ないくらいシックリくる笑顔でした。
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でもこの映画の中では出てくる人はみんないい人ばかり。服屋の店員はダッチさんをパートに雇うとか言い出すし、医者はダッチさんに真面目に聴診器をあてる、兄夫婦はダッチの分の食事を作るし、挙句の果てにラースがダッチが危篤と言い出したら救急車まで出動する。いくら人とのふれあいや、優しさの大切さを描くことが目的とはいえ、これはやりすぎじゃありませんか。現実と剥離しすぎてます。

ラースのような人間って現代社会でも多いですし、テーマはいいと思うんです。人とのつながり、友人へのおもいやり、現代社会で希薄になったそれらを、あえて強調するためにこんな極端な設定にしてるのかなぁ、なんて思ってしまいますね。現実味がなさすぎて、イマイチ入りきれない作品でした。


「ラースと、その彼女」
★★★☆☆☆

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Comment

こんにちは★

baohさん復活を祝って
ブログで記事にしちゃいました~。

事後報告ですみません、、、

改めまして
今後ともヨロシクです♪

最近はダッチワイフとは言わず、
ラブドールと言うそうですね(笑)

かなり性能も良いみたい★

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>>マイコさん
わざわざ記事で紹介までしていただいてありがとうございます!
ラブドールって犬みたいですね。ペットショップで「ラブドールいます?」って言ってしまいそう・・・なわけないですね。
そして性能いいって・・・wそういやこないだ捨てられたラブドールを本物と間違えて死体遺棄事件みたいになってたニュースありましたね(笑)

>>具
ふふふ・・・復活しますた!
そしてまた懐かしいことをw
あの時新幹線に飛び乗っていれば・・・チキショー!

またヨロシクね!

Baohさん 実はこういう人たち 結構アメリカにはいるらしいです と雑誌で読みました…。

日本のテレビはいわゆる勝ち組なので そういう人を見下すのかと。
まあいわゆるガイジン妻をもらった男みたいなもんでしょう。
かわいいけど黙ってにこにこしてることが多いですから と思えばなんとなく納得いくような気がします。

>>プリシラさん
いるんでしょうね~。上でもチラと書きましたが、ちょっと前に日本で面白いニュースがありまして、女の死体が見つかった、と警察がロクに検証もせずに死体遺棄事件として発表したら、実は捨てられたダッチワイフだったというとんでもない事件があったんですよ。詳しくは「ダッチワイフ殺人事件」でググってみてください(笑)
そっちのほうは内容見ると同情してしまいますが・・・
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ラースと、その彼女/Lars and the Real Girl

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ラースと、その彼女

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「ラースと、その彼女」

お勧め度:★★★★☆ 製作年 : 2007年 製作国 : アメリカ 配給 : ショウゲート 上映時間 : 106分 監督 : クレイグ・ギレスピー 出演 : ライアン・ゴズリング 、 エミリー・モーティマー 、 ポール・シュナイダー 、 ケリ・ガーナー 、 パトリシア・クラークソン あ
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