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無料動画サイト氾濫に思うこと

去年の中ごろから次第に話題になり、あっという間に世界規模で爆発的に広まったYOU TUBE、それを追いかけるカタチでgoogleビデオやYahoo動画がサービス開始し、そしてこの半年程で驚異的な伸びを見せるニコニコ動画。今年のネット上では、この手の動画投稿サイトが凄まじい勢いで増殖し市民権を得た1年だったといっても過言ではないでしょう。


基本的にユーザーは無料なので収益は広告収入に頼るしかなく、ビジネスモデルとしてはまだまだ手探りの状態のようですが(ニコ動も今期は大赤字)、今現在ネット上のコンテンツでとにかく人を呼べるものといえば動画投稿サイトです。


何がそんなに人を惹きつけるのかといえば・・・やっぱり著作権のある作品をタダで観れる、これにつきるでしょう。ただ、音楽のプロモーションビデオや映画・ドラマなのでトレーラーといった、商売の実体であるCDやDVDを売るための「宣伝用コンテンツ」のアップはありなんじゃないかなぁと思いますね。それで興味を持ってCDを買ったり映画観にいったりってあるだろうし、実際に私自身がそうだからです。「YOU TUBEで試聴してからCD購入」ってのが最近の私のCD購入までの流れですからね。実際企業によってはYOU TUBE内に「専用チャンネル」みたいなものを作ってPRスペースとして活用しているところもでてきています。このへんは「利潤を妨げる害悪」と一方的に捉えるか「新たなビジネスチャンス」と捉えるかの違いでしょう。世間は圧倒的に動画共有歓迎の流れなので、ここは柔軟な姿勢で新しい世相に乗って新たなビジネスモデルを模索するほうが得策な気もします。


古くはナップスターやWIN-MXから始まり、Winnyなどの動画共有ツールが一斉を風靡したのが始まりですが、これをさらにお手軽にしたのがYOU TUBE。特別なツールをインストールなどする必要もなく、「そのサイトにつなぐだけ」というお手軽さがウけたんですね。動画共有ツールの時代にはやってる人間には良くも悪くも「法に抵触する」という意識がありましたが、今のYOU TUBEやニコニコ動画の利用者にもその意識があるのかどうかは甚だ疑問です。もはや特別ネットの知識がある人やPCオタクと呼ばれた人たちのものだけではなくなり、誰でも気軽に観れるようになっているからです。


そうなってくればいよいよ黙っていられないのは著作権団体、以前までは「不特定多数がアクセスできる共有スペースに著作権物をアップロードすると違法」という法律でした。あくまでアップすれば違法なのであって、試聴したりそれをダウンロードして個人で楽しむ分には法に問われなかったんですね。ほとんどグレーゾーンですが、当の私や多くのブロガーさんがブログにYOU TUBEのタグを貼り付けてPV公開してたりするのも「セーフ」だったわけです。しかしその法律に見直しが入っています。

YOU TUBEからコピーできなくなる日
「ダウンロード違法化」のなぜ ユーザーへの影響は

ただ、この法改正には色々と問題を含んでいるので実現は困難だろうというのが個人的見解です。個人的には海賊版には反対の立場だし、映画やドラマ、アニメなどの「それ1本で商売が成り立つソフト」を丸々アップロードして多くの人間がタダ見するというのはイヤですね。そんなのばっかり観てるのって「おまえらネット乞食か!」とつっこみたくなってしまいます。金払えよってカンジです。


守銭奴として悪名高いJASRACなんかは再三激怒して違法動画に削除依頼を繰り返すも、削除されてはアップされるという無限に続くイタチごっこにいい加減疲れたのか「著作権料を運営会社に払ってもらう」というカタチに落ち着きつつあります。世界的に見てもこの方向への動きが一般的なようで、「誠心誠意削除してますよ~^^」とポーズをとってきた運営会社にとっては思わぬ痛手になることでしょう。莫大な著作権料が発生すると思われます。


その流れが一般化すれば今現在、無数に氾濫する動画共有サイトも大手以外は軒並み駆逐されるのではないでしょうか。今年1年で爆発的に増えたサイトも、来年1年で一気に減ると予想します。WIN-MXやWinnyなどはあくまでアングラ的なものでここまで著作権が話題になることもなかったのですが、この1年でYOU TUBEやニコニコ動画など、「動画共有」がここまで一般化してしまった現在、「法に立つ側」と「動画共有を商売にする側」のせめぎ合いが非常に面白いことになっています。


ずっとイタチごっこだった「追う側」「追われる側」ですが、来年の1年間でお互いの妥協点を見出し、ある程度の決着を見るのではないかというのが個人的見解ですね。著作権者が「公的」にこのサービスを使い出した時、動画共有がどういった方向に向かっていくのか非常に興味深い。カオス状態で発展してきたものが「正常化」された時どうなるのか、面白みがなくなったとユーザーは離れてしまうのか、それ以上に魅力的なコンテンツを企業側が生み出してくるのか、注目したいと思います。


とかなんとか言いながら、来年の今頃にはサービス消滅してたりして(笑)


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Comment

はじめまして、ねこやなぎと申します。

映画関連のblog作成にあたって、とても参考にさせていもらっています。
ご迷惑でなければ私のサイトから貴サイトをリンクさせていただけませんでしょうか?どうかよろしくお願い致します。

それと、もし、私のホームページをみて気に入ってくださったら相互リンクという形になったらうれしく思います。今後ともよろしくお願い致します。


(サイト名)
映画生活。

(URL)
http://necoyana.blog22.fc2.com/

(内容)
最近観た映画DVDの感想などを綴ったブログです。

難しいですね

個人的には著作権というものに最大限のリスペクトを払うべき論者なのですが。
と言いながら、たまにお宝のような動画を発掘してウハウハしてる自分もまたいます(苦笑)
ローリング・ストーンズとかジミ・ヘンドリックスの古い映像とか、IRAが英国を襲ってたときの映像とか・・・

>カオス状態で発展してきたものが「正常化」された時どうなるのか、

面白くなくなり、そして消滅の方向へベクトルは向かうのではないでしょうか?

>ねこやなぎさん
はじめまして、こんばんは。
リンクは全然オッケーですよ~。相互のほうはある程度交流が続いた方とのみさせていただいているので・・・

こちらこそ今後ともよろしくお願いします!

>ふるさん
観たい動画がそこにあれば見てしまうのが人の性ですね(笑)でも著作権侵害物と認識した上で見てしまうと、みたこっちも犯罪者になってしまうのが今揉めてる法律です。

正常化したら・・・やっぱ人減るでしょうね。でも素人の面白映像とか歌手を目指す人の自己プロモ映像とか、映像系アーティストの発表の場だったり、もちろん企業のプロモーションチャンネルも、動画投稿サイト自体の可能性は限りなく広がってるはずなんですよね。著作権侵害物だけじゃなく、そっち方面で伸びて言ってほしいというのが私の意見です。
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