火事だよ!カワイ子ちゃん
「火事だよ!カワイ子ちゃん」を観た。

とある消防署が主催するダンスパーティーで繰り広げられる狂騒。破綻と混乱の中、ミス消防士の栄冠は誰の頭上に輝くのか?そしてこの宴の先にあるものとは?
以前に「プラハ!」をいうチェコ映画を観たときにコメントで「チェコだとこんな映画もありますよ」と教えていただいた作品。そのインパクト特大のタイトルがずっと気になってたんですよね。というわけでタイトルに惹かれて前知識ゼロで鑑賞してみた。

とある消防署が主催するダンスパーティーで繰り広げられる狂騒。破綻と混乱の中、ミス消防士の栄冠は誰の頭上に輝くのか?そしてこの宴の先にあるものとは?
以前に「プラハ!」をいうチェコ映画を観たときにコメントで「チェコだとこんな映画もありますよ」と教えていただいた作品。そのインパクト特大のタイトルがずっと気になってたんですよね。というわけでタイトルに惹かれて前知識ゼロで鑑賞してみた。
この作品、コメディなのですが、その内容といえばシュールというかシニカルというか、その場で起こる出来事に対して単純に「アハハァー」と声をあげて笑うようなものではなく、その場の状況や当時のチェコという共産国家を理解した上で「フフッ」と心の中で笑うような映画ですね。この笑いはある程度の知識とセンスのある人にしかわからないでしょう。私は全く笑えませんでした。
ストーリーは、とある消防署が主催するダンスパーティが舞台となって展開されます。パーティの目玉は「ミスコン」と「抽選会」。この2つを成功させんが為に、パーティの実行委員となった消防署のお偉方が奔走するわけです。このお偉方というのが署長とその取り巻きさん達なんですね。ドッカリと椅子に腰を下ろした署長があーだこーだとポイントのズレた指示を繰り出し、取り巻きのオジサン達がこれまたポイントのズレた行動でドタバタ走り回るわけです。この人たち、一言で言うなら全員バカなんですね。役所の偉いさんはみんなバカとでも言いたいのか何なのか知りませんけど、とりあえずマトモな人間は誰一人として存在しません。
まるで「踊る大走査線」の署長軍団

ミスコンに自分の娘を出場させる為に酒を差し入れようとしたり、抽選会の景品をパクったりともう散々ですからね。1967年という時代の共産国家でここまでやっちゃって大丈夫なのかと心配になります。そしてパーティ会場に来る人々もこれまたヘンな人ばかり。ミスコン候補になってもいざ壇上に呼ばれると誰も出てこず、挙句の果てに逃げ出してコンテストは滅茶苦茶、そんな騒ぎに乗じて抽選会の景品パクリまくりと、この映画の中ではやることなすこと何一つ上手くいきません。

そんな最中、近所の建物が火事になり老人が焼け出されるのですが、この時ばかりはお馬鹿な消防士たちもマジメに仕事をこなすんですね。でも火を消すどころか結局全焼というから泣けてきます。どんどん大きくなる火を眺めながら野次馬と化したパーティ客たちは酒盛りを始めたりともうムチャクチャです。
そんなわけでこの作品、バカで役立たずな公務員と利己的な大衆のドタバタ劇を通して社会を皮肉りまくる内容となっています。このへんは別に当時の共産国家じゃなくても、今の時代でも十分通用する内容ですね。家を焼け出され、「可哀想な人」として見世物にされる哀れな老人の呆然とした表情が何とも言えぬ物悲しさを感じさせてくれます。このシーンは印象的ですね。言い換えればそこしか印象に残らなかったとも言えますけど。風刺に走りすぎているせいか、コメディのはずなのにこれっぽっちも笑えない作品でした。
「火事だよ!カワイ子ちゃん」
★★☆☆☆☆
記事が気に入りましたらクリックお願いします!→ブログランキングへ

オススメしてくれたもやしさん、ごめんなさい!私には少々合わなかったようです(笑)
ストーリーは、とある消防署が主催するダンスパーティが舞台となって展開されます。パーティの目玉は「ミスコン」と「抽選会」。この2つを成功させんが為に、パーティの実行委員となった消防署のお偉方が奔走するわけです。このお偉方というのが署長とその取り巻きさん達なんですね。ドッカリと椅子に腰を下ろした署長があーだこーだとポイントのズレた指示を繰り出し、取り巻きのオジサン達がこれまたポイントのズレた行動でドタバタ走り回るわけです。この人たち、一言で言うなら全員バカなんですね。役所の偉いさんはみんなバカとでも言いたいのか何なのか知りませんけど、とりあえずマトモな人間は誰一人として存在しません。
まるで「踊る大走査線」の署長軍団

ミスコンに自分の娘を出場させる為に酒を差し入れようとしたり、抽選会の景品をパクったりともう散々ですからね。1967年という時代の共産国家でここまでやっちゃって大丈夫なのかと心配になります。そしてパーティ会場に来る人々もこれまたヘンな人ばかり。ミスコン候補になってもいざ壇上に呼ばれると誰も出てこず、挙句の果てに逃げ出してコンテストは滅茶苦茶、そんな騒ぎに乗じて抽選会の景品パクリまくりと、この映画の中ではやることなすこと何一つ上手くいきません。

そんな最中、近所の建物が火事になり老人が焼け出されるのですが、この時ばかりはお馬鹿な消防士たちもマジメに仕事をこなすんですね。でも火を消すどころか結局全焼というから泣けてきます。どんどん大きくなる火を眺めながら野次馬と化したパーティ客たちは酒盛りを始めたりともうムチャクチャです。
そんなわけでこの作品、バカで役立たずな公務員と利己的な大衆のドタバタ劇を通して社会を皮肉りまくる内容となっています。このへんは別に当時の共産国家じゃなくても、今の時代でも十分通用する内容ですね。家を焼け出され、「可哀想な人」として見世物にされる哀れな老人の呆然とした表情が何とも言えぬ物悲しさを感じさせてくれます。このシーンは印象的ですね。言い換えればそこしか印象に残らなかったとも言えますけど。風刺に走りすぎているせいか、コメディのはずなのにこれっぽっちも笑えない作品でした。
「火事だよ!カワイ子ちゃん」
★★☆☆☆☆
記事が気に入りましたらクリックお願いします!→ブログランキングへ

オススメしてくれたもやしさん、ごめんなさい!私には少々合わなかったようです(笑)
| ホーム |