イルマーレ
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「イルマーレ」を観た。

アレックス・ワイラーは、湖上の支柱の上に建つ珍しいガラス張りの家に引っ越してきた時、郵便箱にこの家に以前住んでいた人物からの手紙があるのを発見する。しかし、この家にはもう何年も誰も住んでいないのだ。返信した彼は、やがて自分が2年先の未来から手紙を投函しているケイト・フォースターという医師と文通していることを知る。
以前にたまたま話す機会の会った女性、といってももう二度と会うこともないだろうというくらいの、ほとんど通りすがりレベルの人と映画の話になった時、やたらと「イルマーレ良かった!」と連呼していたのがずっと記憶に残ってたんです。普段こういうラブストーリーは滅多に観ないのですが、これも何かの縁かもしれないと思い立ってレンタルしてみた。

アレックス・ワイラーは、湖上の支柱の上に建つ珍しいガラス張りの家に引っ越してきた時、郵便箱にこの家に以前住んでいた人物からの手紙があるのを発見する。しかし、この家にはもう何年も誰も住んでいないのだ。返信した彼は、やがて自分が2年先の未来から手紙を投函しているケイト・フォースターという医師と文通していることを知る。
以前にたまたま話す機会の会った女性、といってももう二度と会うこともないだろうというくらいの、ほとんど通りすがりレベルの人と映画の話になった時、やたらと「イルマーレ良かった!」と連呼していたのがずっと記憶に残ってたんです。普段こういうラブストーリーは滅多に観ないのですが、これも何かの縁かもしれないと思い立ってレンタルしてみた。
韓国映画のリメイクらしいのですが、当然のように観ていないので「手紙が時空を超える」というくらいの予備知識しか無いままに鑑賞開始。
物語の冒頭、サンドラ・ブロックが佇む広場で謎の男が事故に合うシーンでいきなりオチが見えてしまうという親切設計のこの作品、時系列が多少前後する展開なのですが、別にストーリーをわかりにくくするミステリでもないのでこれはこれでいいのでしょう。
「家のポストに入ってた手紙は、実は2年未来からの手紙でした!」などというファンタジーなんですが、登場人物たちの頭の中もまさにファンタジーなんですね。この人達は「年末ジャンボの当選番号教えて!」とか「上げ幅の一番大きかった株銘柄教えて!」とか「有馬記念何がきた?」なんてリアリティ溢れる質問なんてこれっぽっちもしないんですね。他愛ないおしゃべりのような文通を重ねていくだけです。そんなしょーもないツッコミ、考える方が無粋というものです。これはこれで素直に楽しみましょう。

時を隔てた関係ということで、会いたいけど会えないもどかしさや切なさといったものがメインに描かれているのですが、この「切ない」という部分がちょっと弱い気もしますね。いきなりから「未来(過去)からの手紙」というトンデモ展開を鵜呑みにして突きすすむストーリーは、観客がこの男女に感情移入するには少々強引すぎます。この導入部分をもっとじっくり描いてくれれば彼らに感情移入もできたのかもしれませんね。

しかしながらラストで冒頭の事故に繋がったときのサンドラ・ブロックの表情、これは良かったです。全然感情移入できずに眺めていたのですが、このシーンだけは胸がギュっとなるような気持ちになりました。この映画の最大の見せ場と言っても過言ではないでしょう。台詞は一言も無く、間と表情だけのこの演技は一見の価値ありです。それに比べてキアヌの演技は・・・感情移入が難しかった原因はここにもあるのかも。彼の演技って何だかこう、起伏がないというか一本調子というか、感情移入しにくいんですよね。

というわけで、ファンタジーならファンタジーなりに観客を感情移入させる演出がもう少し欲しかったなぁと少し残念な印象の残る作品でした。ラストの超強引なご都合主義ハッピーエンドもお約束です。と言ってもつまらないというほどでも無いので、そこそこの満足感は与えてくれる作品でしょう。
「イルマーレ」
★★★☆☆☆
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※「時系列をいじった切ない系ラブストーリ」という意味ではやっぱり「バタフライ・エフェクト」が断トツですね。この映画を観ていて一層強く思いました。未見の人は是非観るように。
物語の冒頭、サンドラ・ブロックが佇む広場で謎の男が事故に合うシーンでいきなりオチが見えてしまうという親切設計のこの作品、時系列が多少前後する展開なのですが、別にストーリーをわかりにくくするミステリでもないのでこれはこれでいいのでしょう。
「家のポストに入ってた手紙は、実は2年未来からの手紙でした!」などというファンタジーなんですが、登場人物たちの頭の中もまさにファンタジーなんですね。この人達は「年末ジャンボの当選番号教えて!」とか「上げ幅の一番大きかった株銘柄教えて!」とか「有馬記念何がきた?」なんてリアリティ溢れる質問なんてこれっぽっちもしないんですね。他愛ないおしゃべりのような文通を重ねていくだけです。そんなしょーもないツッコミ、考える方が無粋というものです。これはこれで素直に楽しみましょう。

時を隔てた関係ということで、会いたいけど会えないもどかしさや切なさといったものがメインに描かれているのですが、この「切ない」という部分がちょっと弱い気もしますね。いきなりから「未来(過去)からの手紙」というトンデモ展開を鵜呑みにして突きすすむストーリーは、観客がこの男女に感情移入するには少々強引すぎます。この導入部分をもっとじっくり描いてくれれば彼らに感情移入もできたのかもしれませんね。

しかしながらラストで冒頭の事故に繋がったときのサンドラ・ブロックの表情、これは良かったです。全然感情移入できずに眺めていたのですが、このシーンだけは胸がギュっとなるような気持ちになりました。この映画の最大の見せ場と言っても過言ではないでしょう。台詞は一言も無く、間と表情だけのこの演技は一見の価値ありです。それに比べてキアヌの演技は・・・感情移入が難しかった原因はここにもあるのかも。彼の演技って何だかこう、起伏がないというか一本調子というか、感情移入しにくいんですよね。

というわけで、ファンタジーならファンタジーなりに観客を感情移入させる演出がもう少し欲しかったなぁと少し残念な印象の残る作品でした。ラストの超強引なご都合主義ハッピーエンドもお約束です。と言ってもつまらないというほどでも無いので、そこそこの満足感は与えてくれる作品でしょう。
「イルマーレ」
★★★☆☆☆
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※「時系列をいじった切ない系ラブストーリ」という意味ではやっぱり「バタフライ・エフェクト」が断トツですね。この映画を観ていて一層強く思いました。未見の人は是非観るように。
- [2007/07/04 00:19]
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コメント
baohさん『バタフライ・エフェクト』好きなんですね〜
先ほど読ませていただいた「デジャヴ」の感想にもタイトル出てきてましたものね。
私はこれはレイトショーでうとうとしてしまうという失態を演じているので
えらそうなこと書けないんですけど、切なさと愛しさが交差する
いいストーリーだったと思います。
ポストがパタパタしちゃうところなんてマンガですよね。
こういうのはお決まりのハッピーエンドで満足感に浸りましょう♪
先ほど読ませていただいた「デジャヴ」の感想にもタイトル出てきてましたものね。
私はこれはレイトショーでうとうとしてしまうという失態を演じているので
えらそうなこと書けないんですけど、切なさと愛しさが交差する
いいストーリーだったと思います。
ポストがパタパタしちゃうところなんてマンガですよね。
こういうのはお決まりのハッピーエンドで満足感に浸りましょう♪
>ジュンさん
バタフライ・エフェクト大好きです!タイムスリップの切ない系だとどうしても比較してしまいますね〜。
この映画、サンドラ・ブロックが良かったです。キアヌはどの映画でも同じようなカンジですね(笑)
バタフライ・エフェクト大好きです!タイムスリップの切ない系だとどうしても比較してしまいますね〜。
この映画、サンドラ・ブロックが良かったです。キアヌはどの映画でも同じようなカンジですね(笑)
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イルマーレ
まぁそこそこ普通かな。韓国版イルマーレのリメイクということですが、そちらは観ていないのでなんとも比較できません。ただ、この程度のネタでも買ってしまうハリウッド映画界は深刻なネタ不足なのかな?
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