アートスクール・コンフィデンシャル 

「アートスクール・コンフィデンシャル」を観た。
atsc1.jpg

高校を飛び出し、東海岸のアートスクールに入学したジェローム。敬愛するピカソのような世界的アーティストを目指す!はずが、誰も作品を認めてくれない。そんな中、彼は有名アーティストの娘で画のモデルをするオードリーに惹かれるが、彼女の心は学校のスターであるジョナに傾いてゆく。遂に、ジェロームは名声とオードリーを勝ち取るため、危険な計画を実行することに…。


芸術とはなんぞや?


なんとも微妙な後味の残る作品だった。

「芸術なんて結局ほとんどの人間がわかっちゃいないのさ」

なんてことをこの映画から感じてしまった。そういう意味でかなりブラックな映画なのかもしれない。

「評論家が絶賛してたから誉める」
「みんなが誉めてるからとりあえず誉める」
「さっぱり理解できてないけど何だか高尚な匂いがするからとりあえず誉める」
「大人気だから誉める」

はたまた

「作者が著名人だから誉める」
「作者が障害者だから誉める」
「作者が犯罪者だから誉める」
「作者が好きな人物だから盲目的に誉める」

よくあるパターンですね。映画ブログでもこの類の記事はよくあります。それが悪いことだとは決して思わないが、端からみると随分滑稽に見えてしまうことも事実。自分の感性を押し込めて、他人の受け売りやウソの感想をオモテに出してしまうというのは何とも虚しいものです。

芸術に正解なんて無いというのが私なりの考えですが、多くの人に認められてこそ「芸術家」としてやっていける。その認める「多くの人」とは?我々一般大衆です。マスコミが「すンばらしぃ!」と書いて松本人志が「ごっつええやん」と言えば、きっと世の中の8割くらいの人は興味を持つでしょう。そしてその中の半分くらいの人はとりあえず「イイネ!」って誉めるのかもしれない。そうなれば世間的には「大ヒット」と言っても差し支えないでしょう。

ビジネスとしての芸術ってそんなもんだろと言われればそれまでですが、やっぱり違和感を感じてしまいますね。こんな辺鄙なオタブログを観てくれている人は同じように感じる人も多いかもしれませんが、そんな人間は所詮少数派です。マーケットとしては取るに足らないものでしょう。

こんなこと書くと「オマエ何様?」ってなもんですが、別に何様でもありません。面白いもんは面白いって言いたいし、つまらんもんはつまらんって言いたいし、興味無いもんは興味無いって言いたいだけです。でも面白くなくても「なかなかいいね」って言ったりつまらなくても「良かったね」って言ったり興味なくても「へぇ〜なになに?」って言わなきゃ集団生活は難しい。まぁ実際言わない(言えない)ので「オマエは協調性が無い」なんてどこ行っても言われるわけですが。

「子供か俺は」、と思いながらも一向に治らないのが困ったところです。


で、結局何が言いたいの?


何が言いたいのか自分でもわからなくなってきてとりとめもない文章になってきてしまいました。色んな映画を観て感じたこととかニュースみて感じたこととか、実生活では中々さらけ出せないそういうことをそのまんまブチまけてスッキリする為にこのブログを続けているのかもしれない、なんて軽く自己分析しつつ、レビューを終わりたいと思う。


・・・

・・・・・・・レビュー?



映画のこと何にも書いてなかった。



ま、いっか(・∀・)



「アートスクール・コンフィデンシャル」
★★★☆☆☆

記事が気に入りましたらクリックお願いします!→映画ブログランキングへ


14638.jpg

ascd4.jpg

ascd3.jpg

※ジョン・マルコビッチ、スティーブ・ブシェミ、アンジェリカ・ヒューストン・・・この豪華キャストは何?しかも全員脇役って(笑)

コメント

こんにちは。

集団生活で云々、協調性云々、ですが、
そういう日常シーンを見ると日本人だな〜、と思ってしまいます。
“みんなでいること”を重要視しているのは日本くらいでは?
私も嫌いなものを嫌いと言ってよく「冷たい」と言われます。
(と言うか、実際にそうだったらいやだな…)

ところでこの映画、『ゴースト・ワールド』の監督作品ですよね?
これにもスティーヴ・ブシェミ出ているんですね。
俄然興味がわきました。

>もやしさん
こんばんは〜。

>“みんなでいること”を重要視しているのは日本くらいでは?
先進国の中ではそうでしょうね〜。そういう風土といえばそれまでなんですけど・・・それが良いこともあれば悪いこともあるのですが、実際その空気に馴染めない、馴染もうとしない若い世代が増えてるみたいですね。まぁ私なんですけど(笑)

>私も嫌いなものを嫌いと言ってよく「冷たい」と言われます。(と言うか、実際にそうだったらいやだな…)
俺かよ!と思わずつっこみそうになりました。私も全く同じ経験があります。それも何度も(爆)相手の立場になって考えてみるとたぶん自分も同じように「冷たい」って言うだろうな、なんて思ってちょっとヘコんだりw

ゴーストワールドの監督ですよ〜。ブシェミはかなりのチョイ役でした。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://baoh777.blog15.fc2.com/tb.php/440-02ad26cd

アートスクール・コンフィデンシャル:映画

今回紹介する映画は、『ゴースト・ワールド』のテリー・ツワイゴフ監督作品で、個人的に好きな俳優のジョン・マルコビッチが出演している作品の「アートスクール・コンフィデンシャル」です。アートスクール・コンフィデンシャルのストーリーピカソのような世界的アーティス
  • [2007/12/29 00:48]
  • URL |
  • ジフルは映画音楽札幌グルメ紹介 |
  • TOP ▲

Art School Confidential 「アートスクール・コンフィデンシャル」

Art School Confidentialは完全にSundance Film Festival(サンダンス映画祭)向けのインディペンデント風映画。 画家志望の学生がアートスクールで恋と絵画の才能と将来に悩むドラマ/コメディでした。Crumb(クラム)を撮ったTerry Zwigoff(テリー・ツヴァイコフ)は殺...
  • [2007/12/29 08:34]
  • URL |
  • 表参道 high&low |
  • TOP ▲