輝ける女たち 

「輝ける女たち」をフランス映画祭 in TOHOシネマズなんばにて鑑賞。
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キャバレー“青いオウム”のオーナーの自殺をきっかけに別々に暮らしていた家族—“青いオウム”を家にしていた人々—が再び集まる事となった。そこで人々はオーナーが残した遺書に書かれた驚くべき内容を目にする事になる・・・

フランス映画祭のオープニング作品。「キャバレーを舞台にした華やかな映画」なんてコピーがあったので、勝手にミュージカル映画のようなノリなのかな、なんて思い込んで鑑賞開始。キラキラの画面の中で音楽に合わせて踊る女性たちのオープニングから、「これは( ゚∀゚)!」なんてワクワクしていると、すぐにいつものフランス映画特有の淡々としたストーリーに落ち着きました(笑)


つぶれかけた昔ながらのキャバレーにまつわる、とある家族のヒューマンドラマです。この家族というのが一癖も二癖もある奴らばかりなんですね。昔一斉を風靡したマジシャンだった父親はなんだかだらしの無いダメ親父、その助手だった母親は再婚相手で子供の本当の親じゃないし、娘は愛情の冷めた夫に不妊と偽って離婚の画策、息子といえばゲイというからとんでもない一家です。

そんな一筋縄ではいかない家族に、キャバレーの昔の看板娘だったダメオヤジの元妻で息子の実の母親(カトリーヌ・ドヌーヴ)、オヤジが現在惚れこんでいる美しい流し歌手(エマニュエル・ベアール)まで加わってくるもんだから、鑑賞開始しばらくは人物関係がどうなっているのかサッパリわかりません。この複雑な人間関係を説明してくれるシーンなんて一切ありませんからね。さすがフランス映画。最初の30分くらいはストーリーを追いかけながら必死で人物の相関図を頭の中で構築しなければならないハメに陥ります。
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こんな家族なもんだから当然のように疎遠になっていたのですが、キャバレーのオーナーの突然死によって一同に会することになるんですね。ここからこの家族のすったもんだの再生物語が始まるわけです。ベースとなるのは赤字経営のキャバレーを「潰す・潰さない」で揉めながらも、離れていた家族のそれぞれを互いに理解しあって一つにまとまっていくという、ちょいベタ再生物語ですね。

テーマはベタなんですが惹きつけられるものがこの映画にはあります。個性も環境もバラバラの家族+αの面々の、それぞれの抱える問題とお互いにぶつかりながらも理解しあっていく過程が実に見事に描かれています。そして舞台となる昔ながらのキャバレー、これが古臭いながらも華やかで何とも心地よい、そして何より人情味溢れる暖かな空間として描かれているところがポイントでしょう。ダンサー一人一人の生き生きとした表情、振り付け師の熱意、常連客の暖かい目線、そしてゲイのバーテンダー、全ての脇役が丁寧に描かれていて観客は自然とこのキャバレーに引き込まれてしまいます。
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そして劇中で流れる&歌われる曲の数々も物語を効果的に盛り上げています。それにしてもフランスの歌の、あの吐息で歌うような独特の響き・・・最高です。歌詞の意味なんて当然わからないんですけど、なんだかこう、エロティックなようでもあり可愛らしくもあり、どこか物憂げなようでもあり・・・あの独特の響き、かなり好きです。

エマニュエル・ベアールかわいいー。美しいというよりこの映画では「かわいい」です。ぷりちーです。
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というわけで音楽に彩られたフランス発ヒューマンドラマ。音楽面・ドラマ面・映像面、どの要素も一見の価値のある出来だと思います。普段から劇場でロクな映画を見ない私、久々に「見てよかったな〜」と思える作品でした。オススメ!


「輝ける女たち」
★★★★☆☆

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日本ではGW公開。
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コメント

途中までふんふん、と読んでたのですが

こんにちは、baohさん。

そーかー いいお話なのね こっちでやるのかなぁ と 思いつつ この記事読んでたら 

>普段から劇場でロクな映画を見ない私

に 受けました・・・。
それって ポイント45のことかしら???

>プリシラさん
良かったですよ〜。めっちゃイイ!てほどでもないんですけど、なんだかこうジワジワくる良さでした。

>普段から劇場でロクな映画を見ない私
具体的に言いますと、ここ最近では「ポイント45」「テキサスチェーンソー・ビギニング」「ファイナル・デッドコースター」「氷の微笑2」「バタリアン4」などなど・・・チョイスおかしいw

ドヌーブ

baohさんも大阪オープニングいらしてたんですね!
自分はてっきりドヌーブだけ来るんだって思ってました(笑)
最初から大阪予定になかったのか、
ドタキャンなのか気になるところです^^
残念でしたが、サニエとブノワが観れて満足です。
この映画、あらすじ書いてみたら、ものすごく書きにくいことに
気づきました。かなり複雑な人間関係なんですけど、
観てるときはそんなに難しく思わなかったです。
ベアールは歌姫メイクじゃないシーンがかわいいと思いました!

>kazuponさん
あの場にいましたよ〜。隅っこの方でサニエ嬢を凝視してました( ゚∀゚)!

あ、私もドヌーブだけ来るもんだとばかり思ってました。そう思ってたらいきなりサニエがピョンピョンでてきてビックリしましたよ(笑)で、結局団長は来ませんでしたね〜。ドタキャンなのか何なのか・・・東京のほうは出没したみたいなんですけどね。ニュース23での筑紫さんとの対談の準備してたのかもしれませんね(爆)

ベアールは素の時がかわいかったですね〜同感です。40過ぎのオバサンのはずなのにあのプリチーさと言ったら・・・フランス女優恐るべし(笑)

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『輝ける女たち』

(原題:Le Heros de la Female)----カトリーヌ・ドヌーヴにエマニュエル・べアール、それにミュウミュウ。ニャンとも豪華な顔合わせだね。「うん。舞台がキャバレー“青いオウム”。華麗なレビューダンスもあればクイーンやサラ・ヴォーン、エラ・フィッツジェラルドなど、
  • [2007/03/24 23:41]
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