キンキー・ブーツ
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「キンキー・ブーツ」を観た。

どうしたらいい?」が口グセの優柔不断なチャーリーは、突然の父親の死で靴工場を相続する。しかしその直後、工場が実は倒産寸前だと判明!どうにか工場を救いたい彼のもとに舞い降りた天使は・・・ドラッグクイーンのローラ(♂)だった。
劇場公開時に観にいこうと思いつつ結局行けなかった作品。もうレンタルに並んでいたので早速鑑賞してみた。で、どうだったかというと・・・

どうしたらいい?」が口グセの優柔不断なチャーリーは、突然の父親の死で靴工場を相続する。しかしその直後、工場が実は倒産寸前だと判明!どうにか工場を救いたい彼のもとに舞い降りた天使は・・・ドラッグクイーンのローラ(♂)だった。
劇場公開時に観にいこうと思いつつ結局行けなかった作品。もうレンタルに並んでいたので早速鑑賞してみた。で、どうだったかというと・・・
う〜ん、DVDで十分かな・・・という印象ですね。主人公が父親から引き継いだ伝統ある紳士靴の工場は倒産寸前、どうするかと頭を悩め悩ませているところに偶然出会ったドラッグクィーンからインスピレーションを受けて考案した起死回生の策とは・・・キンキー・ブーツ(この映画ではドラッグクィーン向けの派手派手の頑丈なブーツ)でミラノのコレクションに出展!なんてあらすじを知ってしまうと、ドン底からの一発逆転スカっと爽快サクセス映画かと思っていたのですが・・・まぁ大筋はそうなんですけどこの映画、ちょっとアレもコレもと詰め込みすぎじゃないですか?
というのも、奇抜なアイデアで一発逆転要素はストーリーの軸なのでいいとして、他には主人公と婚約者のすれ違い、オカマであるローラのアイデンティティの確立、工場の職人たちによるオカマ用品生産への反発・抵抗・・・そして最もいらないと思ったのが女二人と主人公の恋愛要素!なんでもかんでもつめこみゃいいってもんじゃないと思うんですけどね。おかげさまでどの要素もとってもお手軽で深みがありません。

「工場をさっさと売って私たちの新居の資金に」なんて言っちゃう婚約者の「自分ばっかりのイヤな女」像なんて今どきベタなハリウッド映画でもやらないようなあざとすぎる描き方だし、そうかと思ったら「私は以前から二人の将来のことを考えてあなたに合わせてきたわ!」なんて中途半端な台詞を挿入してくるから、作り手は一体この女をどういう位置づけにしたいのかよくわかりません。実に中途半端ですね。主人公の優柔不断さにも多いに原因があると思うんですが、そのへんはあまり深く掘り下げないところも中途半端です。そのせいでヘコみまくっていた主人公も、工場で協力的だった女性と昨日の今日でいつのまにやらフォーリンラブというから開いた口が塞がりません。立ち直るの早すぎ!

思うにこのどーでもいい恋愛要素が映画全体の印象を浅くしてしまっていますね。これを完全に排除して保守的な田舎町の職人達とドラッグクィーンの交流、そこから生まれる工場の一発逆転劇に絞ったほうがよっぽど見応えのある作品になったと思うんですけどいかがでしょう。どうしても「ラストはキスしてハッピーエンド★」を入れたいのなら、性悪彼女なんて登場させずに、単に女っ気なしの主人公と工場の女性との、協力関係から生まれる恋愛要素でいいじゃないですか、なんて思ってしまいます。
ついでに言うと、せっかくドラッグクィーンなんてインパクト特大のキャラクターを使ってるんだから、もっと彼女(?)たちの魅力をだすシーンがあってもいいんじゃないの?という物足りなさもありますね。出てくるドラッグクイーンはローラ一人って(苦笑)(他は全部バックダンサーで役名も台詞も当然なし)

劇中で複数のテーマに時間を割きすぎたのか、ラストの見せ場となるはずのコレクションのシーンも何だか物足りない。ショー直前まで誰もいなくて主人公が一人で準備してたのに、いざ始まると突然準備万端のドラッグクィーン軍団が登場するって、無理ありすぎ!そしてラストの唐突なキス・・・主人公があの女性に心魅かれていくシーンなんてあったっけ?
イギリス映画ですが、やってることはこの手のハリウッド映画と何ら変わりありませんね。にも関わらずハリウッド映画ほど起承転結単純明快にもなりきれないという、そのへんはイギリス映画らしいといえばそうなのかもしれません。でもやってることも魅せたいこともこの手のハリウッド映画といっしょ・・・(しつこい)。というわけで、ありがちなストーリーなだけにテーマを分散させずにもっと絞って魅せるべきところはもっと魅せて欲しかったという、残念な作品でした。
「キンキー・ブーツ」
★★☆☆☆☆
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というのも、奇抜なアイデアで一発逆転要素はストーリーの軸なのでいいとして、他には主人公と婚約者のすれ違い、オカマであるローラのアイデンティティの確立、工場の職人たちによるオカマ用品生産への反発・抵抗・・・そして最もいらないと思ったのが女二人と主人公の恋愛要素!なんでもかんでもつめこみゃいいってもんじゃないと思うんですけどね。おかげさまでどの要素もとってもお手軽で深みがありません。

「工場をさっさと売って私たちの新居の資金に」なんて言っちゃう婚約者の「自分ばっかりのイヤな女」像なんて今どきベタなハリウッド映画でもやらないようなあざとすぎる描き方だし、そうかと思ったら「私は以前から二人の将来のことを考えてあなたに合わせてきたわ!」なんて中途半端な台詞を挿入してくるから、作り手は一体この女をどういう位置づけにしたいのかよくわかりません。実に中途半端ですね。主人公の優柔不断さにも多いに原因があると思うんですが、そのへんはあまり深く掘り下げないところも中途半端です。そのせいでヘコみまくっていた主人公も、工場で協力的だった女性と昨日の今日でいつのまにやらフォーリンラブというから開いた口が塞がりません。立ち直るの早すぎ!

思うにこのどーでもいい恋愛要素が映画全体の印象を浅くしてしまっていますね。これを完全に排除して保守的な田舎町の職人達とドラッグクィーンの交流、そこから生まれる工場の一発逆転劇に絞ったほうがよっぽど見応えのある作品になったと思うんですけどいかがでしょう。どうしても「ラストはキスしてハッピーエンド★」を入れたいのなら、性悪彼女なんて登場させずに、単に女っ気なしの主人公と工場の女性との、協力関係から生まれる恋愛要素でいいじゃないですか、なんて思ってしまいます。
ついでに言うと、せっかくドラッグクィーンなんてインパクト特大のキャラクターを使ってるんだから、もっと彼女(?)たちの魅力をだすシーンがあってもいいんじゃないの?という物足りなさもありますね。出てくるドラッグクイーンはローラ一人って(苦笑)(他は全部バックダンサーで役名も台詞も当然なし)

劇中で複数のテーマに時間を割きすぎたのか、ラストの見せ場となるはずのコレクションのシーンも何だか物足りない。ショー直前まで誰もいなくて主人公が一人で準備してたのに、いざ始まると突然準備万端のドラッグクィーン軍団が登場するって、無理ありすぎ!そしてラストの唐突なキス・・・主人公があの女性に心魅かれていくシーンなんてあったっけ?
イギリス映画ですが、やってることはこの手のハリウッド映画と何ら変わりありませんね。にも関わらずハリウッド映画ほど起承転結単純明快にもなりきれないという、そのへんはイギリス映画らしいといえばそうなのかもしれません。でもやってることも魅せたいこともこの手のハリウッド映画といっしょ・・・(しつこい)。というわけで、ありがちなストーリーなだけにテーマを分散させずにもっと絞って魅せるべきところはもっと魅せて欲しかったという、残念な作品でした。
「キンキー・ブーツ」
★★☆☆☆☆
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- [2007/03/06 23:32]
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コメント
baohさん こんばんは〜
やはり、なんでも詰め込み過ぎは良くないですよね
一つに絞って掘り下げてくれないとね
日本の映画ってやたらと意味無く恋愛要素を盛り込んでて
嫌なときもあるのですけど、それは万国共通なんですかね〜
女性には、人気あるみたいですよ、この作品
ターゲットは、女性だとしたtら思惑通りでしょうか?
やはり、なんでも詰め込み過ぎは良くないですよね
一つに絞って掘り下げてくれないとね
日本の映画ってやたらと意味無く恋愛要素を盛り込んでて
嫌なときもあるのですけど、それは万国共通なんですかね〜
女性には、人気あるみたいですよ、この作品
ターゲットは、女性だとしたtら思惑通りでしょうか?
>hiroさん
こんばんは〜。
ちょっと詰め込みすぎな印象でしたねぇ。イギリス映画なんですけど、やってることはハリウッド映画といっしょなわりにどの要素も中途半端という・・・正直微妙でした(苦笑)
でも絶賛してる人多いのでちょっと酷評しづらい雰囲気ですねw
こんばんは〜。
ちょっと詰め込みすぎな印象でしたねぇ。イギリス映画なんですけど、やってることはハリウッド映画といっしょなわりにどの要素も中途半端という・・・正直微妙でした(苦笑)
でも絶賛してる人多いのでちょっと酷評しづらい雰囲気ですねw
baohさん★
わたしもDVDでもいいかな、?って感じではあったけど
この作品ってすごく評判良いのよねー、
主人公のかわり様がすごかったです。
美しいおかまちゃん対決ならわたしが昨日みた
キリアンマーフィの勝ち!かな☆
わたしもDVDでもいいかな、?って感じではあったけど
この作品ってすごく評判良いのよねー、
主人公のかわり様がすごかったです。
美しいおかまちゃん対決ならわたしが昨日みた
キリアンマーフィの勝ち!かな☆
>migさん
評判良いですよね〜この作品・・・この手のイギリス映画ということで、「ブラス!」や「フル・モンティ」のような秀作を期待して観たんですけど、ちょっと足りないかなぁという印象でした。それにしてもラストの盛り上がりからキスにかけて、「ぉぃぉぃ、いくらなんでもやりすぎだろ!」って印象もちませんでした?(笑)
評判良いですよね〜この作品・・・この手のイギリス映画ということで、「ブラス!」や「フル・モンティ」のような秀作を期待して観たんですけど、ちょっと足りないかなぁという印象でした。それにしてもラストの盛り上がりからキスにかけて、「ぉぃぉぃ、いくらなんでもやりすぎだろ!」って印象もちませんでした?(笑)
これ イギリス映画だったんですか!
知らなかった〜!
なんだかちょっとなぁ〜って 予告だったので 観なかったのですが Baohさんのレビュー読んで ああみなくてよかった・・・とw
でも イギリス映画なのには 驚き。
前にMean Machineってやってたようなもんでしょうか?
停滞してるのかしら イギリス映画界。 エンタテインメントって点で。
なんだかちょっとなぁ〜って 予告だったので 観なかったのですが Baohさんのレビュー読んで ああみなくてよかった・・・とw
でも イギリス映画なのには 驚き。
前にMean Machineってやってたようなもんでしょうか?
停滞してるのかしら イギリス映画界。 エンタテインメントって点で。
>プリシラさん
実はイギリス映画です!でもやってることはハリウッド映画です(笑)どっちつかずなところがとっても微妙な印象でした・・・
酷評してますけど、こんな評価は少数派だと思いますよ。他のレビュー観てると相当に評判良いみたいです。ちょっとひねくれすぎた見方しちゃったのかもしれません・・・きになるなら是非ご自分の目で確かめてください!(笑)
実はイギリス映画です!でもやってることはハリウッド映画です(笑)どっちつかずなところがとっても微妙な印象でした・・・
酷評してますけど、こんな評価は少数派だと思いますよ。他のレビュー観てると相当に評判良いみたいです。ちょっとひねくれすぎた見方しちゃったのかもしれません・・・きになるなら是非ご自分の目で確かめてください!(笑)
こんばんはぁ
どもども、最近、ご無沙汰してました。
あれれ、随分と、手厳しいですねー☆
まあ、確かに、これちょっとベタ!
ベッタベタ!でしたよねえ〜。うんうん。
いやしかも、これ決して“ドラッグクイーン映画”じゃなかったんですよね。
「靴屋の兄ちゃんの成長物語」。でした。
ローラにひどいこと言ったときは、私、「アイツ、殺してやる!」
くらい憎みましたよ、このヒト、主役なんだけど。
あれれ、随分と、手厳しいですねー☆
まあ、確かに、これちょっとベタ!
ベッタベタ!でしたよねえ〜。うんうん。
いやしかも、これ決して“ドラッグクイーン映画”じゃなかったんですよね。
「靴屋の兄ちゃんの成長物語」。でした。
ローラにひどいこと言ったときは、私、「アイツ、殺してやる!」
くらい憎みましたよ、このヒト、主役なんだけど。
>とらねこさん
手厳しいですか(笑)
ちょっと微妙なカンジでしたね〜・・・靴屋の兄ちゃんの成長物語としても、なんだか中途半端な感じでした。ラストの強引なお約束展開とか、魅せ方も物足りないし・・・って、この映画語るとネガティブな感想しかでてこないから、他の人と語るのちょっと辛いです(笑)
手厳しいですか(笑)
ちょっと微妙なカンジでしたね〜・・・靴屋の兄ちゃんの成長物語としても、なんだか中途半端な感じでした。ラストの強引なお約束展開とか、魅せ方も物足りないし・・・って、この映画語るとネガティブな感想しかでてこないから、他の人と語るのちょっと辛いです(笑)
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サンダンス映画祭で熱狂!本国イギリスで大ヒット{/star/}なかなか時間が合わないので劇場で観る予定はなかったけど、ラムの大通りの えいさんにおすすめしていただいたのと、連日けっこうな人気だという事で観てきた♪評判通りの楽しい作品でした〜{/face_warai/}{/book/}
キンキーブーツ
チャーリーの靴工場
98.キンキーブーツ
心温まる、ドラッグクイーン映画!イギリスはノーサンプトンの靴ブランドの会社、“Brooks”の実話を基にしたストーリーで、この映画の主人公はスティーブ・ベイトマンという実在の人物。BBC放送でドキュメンタリーとして取り上げられ、映画化になる運びだったということで.
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