
ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2
|Posted:2007/01/22 01:04|Category : その他映画|
「ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2」を観た。

『スパニッシュ・アパートメント』のメンバーが再結集し、7人の学生たちの5年後を描いた青春群像劇。学生生活から5年、30歳になり小説家への足掛かりを掴んだグザヴィエは、ある日、かつてのルームメイトたちと再会することに…。
前作「スパニッシュ・アパートメント」の続編。スペインに留学中、多国籍アパートで共同生活を送っていたグザヴィエ達の5年後を描いた作品。前作では学生らしく全体的に青臭さの漂う青春映画だったのですが、今作はその5年後、30歳になった彼らが描かれています。年齢的にも自分に近いので、興味深く鑑賞してみた。

『スパニッシュ・アパートメント』のメンバーが再結集し、7人の学生たちの5年後を描いた青春群像劇。学生生活から5年、30歳になり小説家への足掛かりを掴んだグザヴィエは、ある日、かつてのルームメイトたちと再会することに…。
前作「スパニッシュ・アパートメント」の続編。スペインに留学中、多国籍アパートで共同生活を送っていたグザヴィエ達の5年後を描いた作品。前作では学生らしく全体的に青臭さの漂う青春映画だったのですが、今作はその5年後、30歳になった彼らが描かれています。年齢的にも自分に近いので、興味深く鑑賞してみた。
これ、女性が見たら激怒しそうな内容ですね(汗)
悩める青年だったグザヴィエも30歳、「本当の愛とはなんぞや」なんてもっともらしい悩みを抱えるフリをしながら、ちょっと女性と親密になるとすぐに下半身が暴走しちゃうという困ったチャンに成長しているというから驚きです。前作でも人妻に手を出したりと、その気配はありましたがまさかこんなヤリチン男に変化してるとは、人って変わるもんですね。
とはいっても所謂ナンパ野郎というわけではないんですね。彼なりに言うと「本当の愛を探す旅」の途中なんです。眉間にしわを寄せながら小難しい理屈をこねくりまわして自分の悩みに酔ってるんですが、やってることはタンポポ野郎ですからね。節操無く種飛ばしすぎ!ってヤツです。お世辞にもカッコイイとは言えないルックスの持ち主なんですが、女性に迫る時は妙に知的かつ情熱的なもんだから、迫られたほうもコロっとイっちゃうんですね。このへんは私も今後の参考にしようと思います。

あっちこっちとツバつけまくって「あぁ神様、本当の愛はどこにあるの?」なんてのたまうこの男を見ていると、どうにも情けなくて涙がでそうになってくるんですが、よくよく考えてみるとなかなかリアリティのある悩みだったりするんですね。
30歳になっても仕事が安定せず決まった恋人もいない、この映画の主人公ほど極端ではないにしても、どことなく共感できる部分ってあると思うんです。まぁ現在の仕事に何の疑問も無く打ち込めていて、おまけにカワイイ彼女がいるような羨ましい男からすれば「なんだこの馬鹿男は!」くらいの感想しかでないんでしょうけど( ´_ゝ`)・・・

しかしながらこのワタクシ、この主人公にちょっぴり共感してしまいました。大人になりきれない症候群っていうんでしょうか。言ってて自分でも情けないですが確かにこういう部分ってあります。割り切れないというか踏み切れないというか、どこかモヤモヤした部分があるんですね(何にだよw)。誰しもがそういう部分ってあると思うんです。そこに見切りをつけて突き進むか、曖昧なまま騙し騙し続けていって必殺なし崩しの状態までもっていくかのどちらかだと思うんですが、なかなかそこまで進めないという悩み、でも月日の流れは待ってくれない、変な焦り、そんな何とも言えない微妙な悩みが30歳という年齢にはあります(笑)
これが40歳になり、50歳になったら「ブロークン・フラワーズ」のビル・マーレイのようになるんでしょうけど、それだけは避けたい。枯れた花は辛すぎます。というわけであまり触れられたくないところをツンツンとつっついてくるような作品でした。こういう状況を打破するには、とにかく行動あるのみ!ということで、今年の私のテーマは「行動」です(爆)アクティブに生きてれば道は開けるはず!ということで年末あたりから色々動いてます。動けば身辺にそれなりの変化が起こってくるもので、最近ちょっと楽しいです(笑)
「ロシアン・ドールズ」
★★★☆☆☆
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悩める青年だったグザヴィエも30歳、「本当の愛とはなんぞや」なんてもっともらしい悩みを抱えるフリをしながら、ちょっと女性と親密になるとすぐに下半身が暴走しちゃうという困ったチャンに成長しているというから驚きです。前作でも人妻に手を出したりと、その気配はありましたがまさかこんなヤリチン男に変化してるとは、人って変わるもんですね。
とはいっても所謂ナンパ野郎というわけではないんですね。彼なりに言うと「本当の愛を探す旅」の途中なんです。眉間にしわを寄せながら小難しい理屈をこねくりまわして自分の悩みに酔ってるんですが、やってることはタンポポ野郎ですからね。節操無く種飛ばしすぎ!ってヤツです。お世辞にもカッコイイとは言えないルックスの持ち主なんですが、女性に迫る時は妙に知的かつ情熱的なもんだから、迫られたほうもコロっとイっちゃうんですね。このへんは私も今後の参考にしようと思います。

あっちこっちとツバつけまくって「あぁ神様、本当の愛はどこにあるの?」なんてのたまうこの男を見ていると、どうにも情けなくて涙がでそうになってくるんですが、よくよく考えてみるとなかなかリアリティのある悩みだったりするんですね。
30歳になっても仕事が安定せず決まった恋人もいない、この映画の主人公ほど極端ではないにしても、どことなく共感できる部分ってあると思うんです。まぁ現在の仕事に何の疑問も無く打ち込めていて、おまけにカワイイ彼女がいるような羨ましい男からすれば「なんだこの馬鹿男は!」くらいの感想しかでないんでしょうけど( ´_ゝ`)・・・

しかしながらこのワタクシ、この主人公にちょっぴり共感してしまいました。大人になりきれない症候群っていうんでしょうか。言ってて自分でも情けないですが確かにこういう部分ってあります。割り切れないというか踏み切れないというか、どこかモヤモヤした部分があるんですね(何にだよw)。誰しもがそういう部分ってあると思うんです。そこに見切りをつけて突き進むか、曖昧なまま騙し騙し続けていって必殺なし崩しの状態までもっていくかのどちらかだと思うんですが、なかなかそこまで進めないという悩み、でも月日の流れは待ってくれない、変な焦り、そんな何とも言えない微妙な悩みが30歳という年齢にはあります(笑)
これが40歳になり、50歳になったら「ブロークン・フラワーズ」のビル・マーレイのようになるんでしょうけど、それだけは避けたい。枯れた花は辛すぎます。というわけであまり触れられたくないところをツンツンとつっついてくるような作品でした。こういう状況を打破するには、とにかく行動あるのみ!ということで、今年の私のテーマは「行動」です(爆)アクティブに生きてれば道は開けるはず!ということで年末あたりから色々動いてます。動けば身辺にそれなりの変化が起こってくるもので、最近ちょっと楽しいです(笑)
「ロシアン・ドールズ」
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