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僕と未来とブエノスアイレス

「僕と未来とブエノスアイレス」を観た。
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南米、アルゼンチンのブエノスアイレス。ユダヤ系の青年アリエルは、その下町の小さなガレリア(アーケード商店街)で、母のランジェリーショップを手伝っている。アリエルの父は、彼が生まれてすぐにイスラエルに戦争に行ったまま戻ってこないが、毎月、国際電話をかけてくる。何となく将来に不安を感じるアリエルは、ポーランド国籍のパスポートを取ろうとするが、本当に外国に行きたいのか自分でもわからない。そんな中、突然父が帰ってきた…。

「第54回ベルリン国際映画祭 銀熊賞W受賞(審査員特別大賞・最優秀主演男優賞受賞)のハートフルムービー」なんてコピーと、南米映画って普段あまり馴染みがないので興味を持ってレンタルしてみた。

「う~~ん・・・これはちょっと・・」というのが鑑賞中に感じた最初の感想。というのも、この作品を理解するにはアルゼンチンという国を理解する必要がありますね。

何故主人公アリエルはポーランド国籍が欲しいのか、なぜおばあちゃんは昔の話を嫌がるのか、舞台となる寂れたガレリアの多種多様な人種、そして劇中に何度も登場する「ユダヤ」というキーワード。

大戦中のナチスのポーランド侵攻・ユダヤ大虐殺から逃れたユダヤ人移民が多く暮らしているのがアルゼンチン、そしてこの映画の舞台となるのは南米最大のユダヤ人街。また、アルゼンチンはヨーローッパ移民が多いため(実に国民の85%がヨーロッパ系)、若者達には「ヨーロッパへ移住すれば今の冴えない暮らしから脱出できるはず」という思いを抱いている者も多いらしいです。

なんて知ったようなことを書いてますが、全部今調べました。正直申しますとアルゼンチンなんて、サッカーとマラドーナと経済破綻とハイパーインフレくらいのイメージしかありませんでしたよ。ちなみに私の最新アルゼンチンニュースは「ドイツWCでマラドーナスピード違反で逮捕」くらいのもんです。

それくらい知識の無い国の、お国柄を背景にした作品なので、劇中は少々とまどってしまいました。「下町の人情モノと親子の絆」っていうテーマなんですが、そういった歴史的背景やお国柄の知識があるのと無いのとでは、感じ方が全然違うと思います。映画自体はジンワリ系の良い作品なんですが、そういう意味で、鑑賞中は自分の知識の無さが歯痒かった作品でした。


「僕と未来とブエノスアイレス」
★★★☆☆☆

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映画は楽しみきれなかったけど、ひとつ勉強になったのでそういう意味では意義のある鑑賞でした(笑)
アルゼンチンという国
移民国家アルゼンチン
ポーランド侵攻

※これから観る人は上記のリンク先を読んでから観ればより一層楽しめます!
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Comment

なるほど~。
しかしまぁ、ウィキペディアは相変わらず情報量はとんでもないですよね(笑)
私もよくお世話になっています。

私もアルゼンチンってマラドーナとかぐらいしか思い浮かびません(汗)
歴史背景を見ればなるほどなーと思いましたね。
ガレリアの中に様々人種の人々がいて色々と展開を思い浮かべたりしてたんですが、ホンワカムービーでしたね。

あんな密着地帯で隣人同士仲良くしてると確かにアリエルの母ちゃんみたいなことも起こりそうですね(汗)
なんというかまぁ微妙な作品でしたね(笑)

>KAZUさん
調べ物ならとりあえずウィキですね(笑)

アルゼンチンの知識なんてマラドーナくらいしか無いですよねwガレリアに暮らす多種多様な人たちの群像劇としては、知識が無くともそれなりに楽しめるでしょうけど、それだけだと腑に落ちない点が多々でてきてしまうんですよね。

そういう意味で劇中は「意味のある描写のはずなのに知識が無いのでわからない」という悔しい思いをさせられた作品でした。
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