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ある選択に関する物語/デカローグ1

「ある選択に関する物語/デカローグ1」を観た。
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ワルシャワの病院に勤める主人公の医師(アレクサンデル・バルディーニ)は戦争で家族を失って以来、家政婦を通わせるだけで一人で暮らしている。その朝。上の階に住んでいるドロタ(クリスティナ・ヤンダ)は彼に話したげな様子だった。実は彼女の別れた夫アンドレが瀕死の病で入院しており、その主治医がこの医師なのである。

今作の十戒からのモチーフは「神の名をみだりに唱えてはならない。」


死の病に伏せっている夫を看病しなががら、夫の親友と不倫して子供を身ごもった女のオハナシ。これだけ見るとなんだかヘビーな内容のような気もしますが・・・う~~ん、これ、ちょっと難しいっす。なんだかこう、哲学的な色が濃い作品ですね。

出産するには年齢的に最後のチャンスの彼女、夫の主治医にこう問いかけるんです。

「子供を生むには最後のチャンスなのよ。夫は助かるの?もし助かるなら・・・子供は堕ろすわ。」


こんなことを言う彼女ですが、夫のことも心底愛してるし、不倫相手である男のことも真剣に愛してるんですね。「二人を同時に愛してしまった気持ちがわかる?」と問いかける彼女の葛藤を通してストーリーは進みます。

彼女はどういう選択をするのか、この作品は彼女と主治医の描写によって様々なことを投げかけてくるんです。家族とは、堕胎とは、愛とは、そして選択によって開かれる道の先にはどのような未来が広がっているのか、そんなことが、一片の答えも出さずに、ただ淡々と描かれています。主治医の言葉は正しかったのか、そして彼女の下した選択は正しかったのか、ラストは一見すると誤った選択だったかのようにも見える。だが、未来は誰にもわからない。選択はあくまできっかけであって、その先の未来は本人次第なのだ、私としてはそんなふうに肯定的に捉えたい物語でした。


「ある選択に関する物語/デカローグ1」
★★★☆☆☆

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テーマ : DVDで見た映画
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