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隠された記憶

「隠された記憶」をテアトル梅田にて鑑賞。
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テレビ局の人気キャスター、ジョルジュは美しい妻アンと一人息子のピエロと幸せな日々を送っていた。そんなある日、彼のもとに送り主不明のビデオテープが届く。そこにはジョルジュの家を正面から隠し撮りした映像が映っていた。テープは何度も送られてきて、内容も回を追うごとにプライベートな領域へとエスカレートしていく。次第に恐怖が高まり、家族の間に亀裂が生じ始める。そんな中、やがてジョルジュの中で、少年時代のある記憶が呼び起こされていく…。

ついに大阪初日!ということで早速観て来た。事前情報は完全にシャットダウンしてこの日をまってたんです。ハネケ作品ということでなにやらM的な期待を胸に鑑賞。→ranking



冒頭から固定カメラで延々と家を俯瞰した超長回し映像(5分くらい?)で、開始いきなりから「これは何かある!」と、細かい描写も見落とすまいと食い入るように画面を見つめてしまいました。こういう大胆なスタートはさすがですね。さすがはハネケさん、自分の作品を見に来るような客を良くわかってらっしゃる。この作品を見に来る客は皆ある種の覚悟を持って見に来てるんじゃないでしょうか。「衝撃のラスト」というコピーのついたハネケの新作って触れ込みだけで、鑑賞中は絶対に置いてかれまいと気持ちを引き締めて臨んだ私のような人間のハートをがっちりキャッチしてくれるスタートですね。つかみはオッケーってやつです。

その長回し映像、実は主人公夫婦の元に送りつけられたビデオの映像だったという出だしで、デヴィッド・リンチの「ロスト・ハイウェイ」を思い出してしまった。あれも何者かが自分達の家を撮影したビデオテープが家にとどけられて・・・というところからスタートする映画でしたね。そんなことを思いだしてしまったもんだから、「もしかしてコレも虚構と現実ゴチャゴチャ映画か?」などと疑ってしまったんですが、そんなことはありませんでしたね。まぁ難解さではいい勝負でしたけど。
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この作品、とにかく一筋縄ではいきません。一体誰が何のためにこんなテープを送りつけているのか。そしてそのテープに添えられた子供の落書きのようなイラストの意味は?その2つの謎を何とか解いて、鑑賞後は「いや~、おれ途中で犯人わかっちゃったよ^^」なんて得意気に語ってやろうと思ってたんですが、それは甘い考えでした。まぁ途中でわかるわからない以前に、一人で観てたんですけどね。こういう映画は鑑賞後にあーだこーだと酒でも飲みながら語り合える友達が欲しいです・・・友達みんな映画観ないんだよなぁ。

そんなわけで、劇中は脳をフル回転させながら鑑賞してたわけですが、途中のジョルジュの勤め先であるTV局の上司の下にもテープと手紙が送られてきたとき、私、今考えると非常に恥ずかしい推理をしてしまいました。それは何かというと・・・

「何でTV局の人にまでビデオが届くんだよ。これ、もしかしてドッキリじゃないの!?

と・・・

いやぁ恥ずかしいですね。ジョルジュ以外は全員グルで、TV局の企画でインテリなジョルジュをハメて散々脅かした後、「ジャジャ~ン、ドッキリでした!」と、プラカードを持ったスタッフが出てきて後ろで全員笑ってるという、ある意味「笑撃のラスト」を推理してしまいました。しかし精神的に追い詰められたジョルジュは既に壊れてしまったいた・・・という、一応真面目なオチまで考えたりして。

まぁそんな映画をハネケが撮るはずもなく、最後までシリアスにストーリーは進みます。劇中のジョルジュはずっと嘘ばかりついてるので軽く混乱しますね。真実は合間に写る「夢」のみ。これをキーに推理していかなくてはいけないんですが、おおまかな流れは理解できても、きっちり納得いく答えは一度みたくらいでは出せません。っていうか、この作品をパーフェクトに理解できた人っているんですかね?明確な答えは用意されていないように感じます。

以下ネタバレ


子供の頃に犯した罪、封印されていた記憶が暴かれるが、それを頑なに「見ないフリ」をするジョルジュ。謎解きの部分だけ見れば非常に難解なサスペンスモノの様に感じるし、それは間違ってないんだが、そんな展開を通して描かれるのは「階級社会の生み出す差別意識」これではないだろうかと私は感じるんです。先日観た「SWEET SIXTEEN」も階級社会の生み出す悲劇を描いた作品だったが、それとはまた違うアプローチでこの問題が描かれています。

金持ちのボンボンだったジョルジュ、奴隷の末裔みたいなもんだったアジッド。二人の幼い頃の関係を通して、このテーマの重さ伝わってくる。劇中のラストに一度だけ使われる台詞、「疚しさ(やましさ)」この台詞だけやたら浮いてるのが印象的ですね。この言葉を敢えて使ったのはハネケなりの思いやりじゃないでしょうか。この言葉で全体のテーマがハッキリとわかる(逆にこの言葉がなかったらわかりにくすぎる)。人種・社会的身分・出身地・宗教、いけないとわかってても無意識に差別してしまう潜在的な意識が人間にはある。その差別をしてしまった時に生じる意識、それは「疚しさ」。歴史的背景の下に刷り込まれてきたこの意識は、そう簡単には消えるものじゃありません。自分の心の闇に疚しさを感じながらもそれにフタをし、差別・争いを続ける人間達は、この映画のジョルジュそのものでしょう。

とまぁ、テーマはビシバシと伝わってきたんですが、肝心の犯人がわかりませんでした。ドッキリTVの線が駄目だとすると、どう考えてもアジッドの息子しかいないと思うんですけどね。ものすごく普通の推理ですけど、イラストの内容や、アジッド宅でのビデオ撮影、最後の台詞なんかを考えるとこれしか思いつきません。でも、いくら親父の無念とはいえ、そこまでするか?ってのが正直な感想。親父自殺しちゃったら元も子もないじゃん・・・動機が弱すぎてイマイチ納得できません。でもどう考えてもこいつしかいないんだよなぁ・・・


「隠された記憶」
★★★★☆☆

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スタイリッシュな宮崎駿。ミヒャエル・ハネケ監督。
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【追記】
他の方のレビューを覗いていると、「ラストショットの人ごみの中で、ピエロとアジッドの息子が談笑してる」という事実が。

き、気づかなかった~~~。ってか、

わかるかそんなもん!!

で、それに一体何の意味が?ピエロがグルだと言う必然性が理解できない・・・だとすると、あのラストショットは事件の前?後?ピエロが母親に不信感をもってたのはわかるが、そこまで手のこんだことやるか?アジッドの息子に利用されてただけ?それとも、あのラストショットを撮ってる人間が別にいて、そいつが犯人なのか?

あああああ、わから~~~~ん。


もうドッキリTVオチでいいよ・・・DVD発売の際には是非「もう一つのエンディング」として収録してください。

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テーマ : ミニシアター系
ジャンル : 映画

Comment

とうとう観たんですね。
ええーっ、でもよく観てると意外とラストに二人がいるのはすぐ分かるんだけどなぁ、、、
だってラストのカットでただあの学校の階段を延々と映すはずもないから、、、。

とはいえ、ウォーリーを探せ風に引いた画でまぜこぜにしているところがニクイですね。

2度観ても理解度があがったということはなくて
2度目も興味深く観ることの出来る、さすがハネケ!!としか言い様がない☆
一人で観ると語りあいたくなる映画はイイ映画だと思ってマス。
    にしても色々考えてもゾッとする作品です。

>migさん
ええーーっ
って私が言いたいですよ私が!(笑)

あの長回し、私も絶対なにかあるはずと思って凝視してたんですよ。時間的にこれでエンドロールいくだろうな、ってのもわかってたんで・・・でも見逃してしまいました!

そうそう、ほんとウォーリー状態ですよね。苦手だったんですアレ・・・左右見比べて間違い探しとかも。こっぱずかしいレビューになってしまいましたが、まぁこのままにしておきます(笑)

こんばんは

TBどうもです。
いろんな解釈が出来ますが、犯人はラストに写ってた二人・・・で良いんじゃないかと思ってます。
もっともこれが真相だとすると、冒頭の台詞でネタバレしてた事になるんですがね。
まあこの映画の場合、多分サスペンスの真相がどうこうというのは全然重要じゃなく、ブログでいろんな人があーだこーだと言ってる事自体が、映画の狙いなんじゃないかと思えてきます。
ハネケというお釈迦様の掌で踊る観客たち・・って感じでしょうか(笑

こんばんは。

これ、色々と見た後に語りあいたい作品ですよね。
かなり自分にはショッキング、且つキツイ作品でした。
私の解釈は超希望的ですが、犯人探しは頭が痛くなって早々にやめました。笑
色んな方のご意見を伺うのは楽しいですけど、ブログじゃやはり語りきれませんね。

>ノラネコさん
>ブログでいろんな人があーだこーだと言ってる事自体が、映画の狙いなんじゃないかと思えてきます
ホントそうですよね。私もそう思います。決してラスト見逃した負け惜しみでは無く!(笑)ファニーゲームやピアニストはある意味わかりやすかったですが、この作品は複雑ですよね。噛めば噛むほど味がでるというか。多くを含んだ作品だと思います。

ハネケだけに、踊らされるってわかってて見に行ってますしね!(笑)

>charlotteさん
こんばんは~。ホント語り合いたいです。基本的に映画は一人派ですが、この作品は鑑賞後にあーだこーだ言いたくてウズウズしてしまいました(笑)まぁ、皆で寄り合っても最終的にまとまりそうにない内容ですけど(笑)

大阪もはじまりましたか…

以前は観賞後いろいろ話したくて、映画は必ず複数人数で行っていたものですが、ここのところすっかり1人で観ることに慣れていて、本当にこの映画を観終わった後は誰かと話したくてしかたなかったです。(笑)
思わず一緒に映画館を出たカップル(彼女の方が意味がわからなかったらしい)に声をかけようかと思ってしまったほど!(^^;;;
その後いろんな方の意見を読んで、わたしってなんて単純なんだろうと思いつつ、皆さんの想像力豊かな意見に感心してました。
baohさんの「ドッキリ説」も非常に面白いです。(イヒヒ)←イジワル?(^^;;;;;
「もう一つのエンディング」じゃなくても、DVDには何かヒントがあるといいですよね。
特にラストショットを撮ってる人間が別にいるのかわたしも知りたい。
ってさらなる謎かけになりそうだけど。
ホント、こうやってあーだこーだ時間が経ってもこの映画にとらわれていて、ハネケの思うツボですね。

こんにちは★

観たんですね!!
羨ましい・・・。

私の地元では放映されないみたいです(泣)
DVDが発売されるまで待つしかないや。

ネタバレの部分は極力見ないようにしたんですが、好奇心に負けてちょっと読んでしまいましたよ・・・。
でも、やっぱり作品観てないと何のことやらってカンジですね(笑)

この作品観る時は友達と一緒に観た方が良さそうっすね。

TBありがとうございました。

こんにちは。

ぼくもこの映画はいろんな人と語り合いたくて、
すでにご連絡いただいた4人の方に、
自分の意見を書いたものをメールしています。

もしbaohさんさえよければ
ご連絡ください。

世代の違い

TBありがとうございました!
ピエロとマジッドの息子が一緒に写ったラストで、監督は
子供の世代は、まだ差別意識がなく友達でもいられると
暗示しているのかな~と感じました。

マジッドの息子も復讐というような悪意までなくて、
教育をうける機会を奪われたが、自分を育ててくれた
父親(たぶん死期が近かっただろう)への感謝も手伝って
ピエロの父親ジョルジュが過去の嘘を覚えているか、
知りたかったが、ジョルジュが自己弁護を続けるから
怒りの感情が湧き、それが父親を・・と悪循環になったと
思いました。でも、謎だらけの映画ですね~~。

>ルールーさん
ドッキリ説は一瞬ホントに思ってしまいましたよ(笑)まぁふざけたドッキリじゃなく、ジョルジュ以外全員グルなんじゃ?っていう意味合いで。まぁその線はあり得ませんけどね~。
社会格差の生み出す心の闇がメインですが、他にも考えさせられる多くの要素が含まれてますよね。ルールーさんの記事、かなり的を射てると思いますよ~。

ラストショット撮ってるのは・・・この映画のカメラマンでしょう、たぶんw

>マイコさん
観ました!九州だと福岡でやるみたいですけど遠いのかな?
あっ、「ネタバレ」って書いてますけど肝心の謎解きの部分は相当曖昧なままこの記事書いたので、核心には触れてないと思いますよ(笑)

この映画をいっしょに観れる友達がいるって羨ましいっす。鑑賞後は大いに盛り上がってくださいw

>えいさん
こんばんは~。多くの人と意見交換したい作品ですね。えいさんの記事も興味深く拝見させてもらいました。メールの方は今回はご遠慮しておきます(笑)声かけていただいてありがとうございました!

>パフィンさん
確かに子供の世代だとそういう差別意識は薄いでしょうね。あの二人がグルだったのかどうかの確証はありませんが、そう仮定すると一応辻褄あいますしね。ジョルジュの感じている「疚しさ」は描かれていましたが、結局最後までそれは自分の中に閉じ込めたままだったというのが、何とも救いが無かったです。まぁそういう意味ではハネケらしい作品でした(笑)

こんばんわ☆

TBありがとうございました~!
ドッキリというのは、面白い発想ですね。もし衝撃のラストがそうだったら、心地よい肩透かしかもしれません。
二人には気付きにくいですね・・・左下の方にいつの間にかいたので、びっくりしました。
この作品は本当に悩みに悩んで・・・答えを探し出せた人は珍しいかもしれませんね♪
DVDになったら、また観てしまいそうです♪

>orangeさん
こんばんは~。
ドッキリだったら上映終了後はブーイングの嵐でしょうね~。ラストショット、凝視してたんですが気づきませんでした・・・もう一度観直したい作品ですね。

こんばんは★

観てきましたよ~。
でも、2日で4時間ちょっとしか睡眠を取ってなかったせいで、物語前半は睡魔との戦いに気を取られてしまい、思うようにハケネの世界を堪能出来なかった・・・(汗)
一緒に観た友達は爆睡でしたし。

それにしても!!
ラストカットの謎は、私も全く気付かなかったですよ~。
baohさんのレビュー見てビックリしてたトコです。
これってどういう事なんでしょう・・・??

ハケネめ!!
今回もやられちゃいました(笑)

>マイコさん
おっ、観られましたか!交通費3000円かけて(笑)
これは寝不足で観る映画じゃないですね~。私なら爆睡してたかも・・・お友達は正常です(笑)

ラストカット気づかなかったですよね。あの二人がグルだったってことでいいんでしょうけど、それでも何だか釈然としない部分は残りますよね。ハネケ自信は「犯人探しをする映画じゃない」なんて言ってますが、やっぱり真相は気になりますね。

遅ればせながら鑑賞できました。
ブログ的には、baoh氏の【追記】部分が、震撼させられた衝撃のラストした(笑)
泣きたくなっちゃったんじゃなぁい?

リンチ作品を思い起こすあたり、流石。
これからも益々感性に磨きかけていって下さいね。
【追記】
お互い、ラストまで気を緩めずに鑑賞いたしましょう(笑)

>tadonさん
私も震撼しました。他の方の感想みた瞬間は(笑)

「うわっ、見落としてた!おれ恥ずかしっ!」と。

まぁハネケさんの言うとおり、映画としてはラストシーンに特に深い意味もなさそうなので、それだけが救いでしたね(笑)



こんばんは

 ここまで有名な作品だって知りませんでした
凄い反響だし、ひょっとして酷評してるのって僕だけ
ですかw
僕は、自殺したアッシドが犯人のNO1候補だったんだけど
baohさんの追記をよんだらあの2人だったのかも・・・
でもアッシド犯人の方が目の前でわざわざ自殺した説明も
つきそうだけど。

>hiroさん
一般的な見解では子供二人犯人説が有力ですね~。まぁ私はラスト気づきませんでしたけどw

でも犯人が誰か、ってことはこの作品じゃあまり重要なことじゃないんですよね。込められたメッセージから自分なりに何かを感じ取るタイプの作品だと思います。そういう意味では好みがわかれますね。映画に求めるものによっては超ツマラン映画だと思いますよ(笑)

あのエンディングの仕掛けって、別に観客が気づかなくてもいい位の勢いでしたねw
胸糞悪い映画撮らせたらこんな上手い監督は他にいないんじゃないかと思います(ぁ、トリアーがいるかw

>linさん
ラストね~、何かあると思って凝視してたんですけど全く気づきませんでしたからね。そのまんまレビューアップしてから他の方の記事読んで愕然としましたよ(爆)

気づかなくても特に問題なかったというのが救いですw

TBさんきゅーです

訪問が遅くなりました。ユナイテッドもクラッシュも読ませてもらったのですが、ここにコメント&TB送ります。なぜでしょう?(笑)

問題の犯人ですが、
しかし、ラスト見落としていたとはいけませんね~(笑)

私見ですが、ポイントは
あの二人が以前から知り合いだった→共謀
あのシーンで初めて会った→あそこで誘拐・拉致する

というどちらかの解釈かな?と思いました。

>ふるさん
恥ずかしい記事を掘り起こしていただき、ありがとうございます(笑)

一応、共謀の線が有力なようですよ。それにしたって納得いかないところは多々あるのですが・・・何にせよ、底意地の悪い映画でした(笑)

あえて考え込んでみます

はじめまして。

見終わった跡に何度も楽しむ工夫を感じます。
犯人探しに関しては、解が一意に決まらない何かが配置してあるように感じました。

私見としては、黒人青年の単独犯だと思います。
彼は「疚しさとは何か?」を考えている人間です。
ジョルジュは疚しさを抱える人間として格好の材料だと思います。
もちろん、ジョルジュの妻にも浮気の疑惑があり、疚しさはここにも存在しています。

「疚しさとは何なのかを思っていました。」
「これで ーー
わかりました。」

終わる直前での彼のこの発言と、
「そうか、よかったな。」

というまったく悪びれないジョルジュの発言は興味深いやり取りでした。

また、このやり取りの直前の
「何が望みなのだ?」

「謝ってほしいのか?」 by ジョルジュ
「誰にですか 僕に?」

私はキリスト者ではないけれど、もし神というわれわれの行動を傍観する者の目があるとしたら、それはビデオテープに記録されていたような映像なのだろうか?
それとも、もっと委細にわたるものなのだろうか?

ハケネの他の作品を見たことはないけれど、少し解説を読んだ限り、善良なる心を少しだけ小脇に抱えて視聴すると、何か他の問いを感じられるのではないかと思い、大変驚きました。

と同時に、ここでも、好きに解釈できるように自由度が高く仕上がっているのが面白い。

>ガスさん
こんばんは、はじめまして。
どうしても犯人探ししてしまいたくなりますけど、映画のテーマとしては犯人は特に重要じゃないんですよね。

「疚しさ」って台詞、妙に浮いてませんでした?あの一言があるのでテーマとしてはわかりやすいですよね。この作品が楽しめたのなら、ハネケのほかの作品も楽しめると思いますよ。この監督さん、一貫して「現代人に潜む闇」みたいなものをテーマに作品を撮り続けてるように思います。

どの作品もかなり重めですが(笑)機会があれば是非ご覧になってください。個人的にはファニーゲームがオススメです・・・wそしてまた感想聞かせてもらえれば幸いです。

コメントありがとうございました!
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