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やさしくキスをして

「やさしくキスをして」を観た。
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スコットランドのグラスゴー。カソリックの高校で音楽を教えるロシーン(エヴァ・バーシッスル)は、ある日教え子の兄でパキスタン移民二世のカシム(アッタ・ヤクブ)と知り合う。2人はすぐに深く愛し合うようになるが、厳格なイスラム教徒であるカシムの父親は異教徒との結婚を許さなかった。

新作DVDの予告編でやたらと流れていて気になってた作品。厳格なイスラム教徒と比較的軽めのキリスト教徒の恋を描いた作品。

実は今年のマイテーマに「食わず嫌いを無くす」っていうのがあって、それは去年までほとんど見ることの無かったアメリカンコメディとラブストーリーも観る、っていうもの。コメディの方は結構観てきたんだけど、ラブストーリーは全然だったんですよね。

先日の「ビフォア・サンライズ」のシリーズでいたく感動したので調子にのって今回の「やさしくキスをして」を鑑賞してみた。

※この先は信仰のある方には不快を感じる可能性のある表現がありますので、該当する方は閲覧をご遠慮下さいますようお願いいたします。




















う~ん、予告編の方が良かったかな(笑)

だってアッ!という間に恋に落ちるんですもの。「巨匠ケン・ローチの描く珠玉のラブストーリー」というコピーに宗教の問題をはらんだラブストーリーなんていうもんだから期待して観たんですが、なんてことのないラブストーリーですね。普通に想定の範囲内でした。

こういう厳格な宗教徒の、「同胞が全て、自分達の信じる宗教が全て」という思想は私のような無宗教の人間にとっては、理解はできても共感なんてとてもできませんね。自分達の領域に進入してきた「異物(異教徒)」を問答無用で排除しようとする信者達の姿は良く描かれていて、そういう面では良く出来た映画だと思います。

自分達の宗教を妄信し、同胞の中だけで全てを完結させようとする彼らの思想は、長い歴史の中で培われてきたものだとわかっていても、やっぱり私のような人間には拒否反応がでてしまいますね。

危険な発言をしてしまえば、私は宗教は災いの元だと信じてるような人間ですからね。歴史上、宗教によって救われた命よりも、宗教によって奪われた命の方が圧倒的に多いと思ってる人間でもあります。「あの辛い時、宗教があったから救われたわ!」なんていう人間の9割くらいはほっといても死なないような人間だとも思っています。

そんな大袈裟な話しじゃなくても、平和な現代の日本でも宗教問題なんて腐るほどあります。オウムなんて言わずもがなですが、例えばご近所さんの宗教勧誘ほど迷惑なものはないし、選挙シーズンになると会社に送られてくる某団体の「投票のお願い」なんてのは観ててイライラします(幸い今勤めている会社には無いが)。この映画に近い問題でいえば、日本でも結婚の決まった相手が実は○○だった、なんてことで破談になった家も山ほどあるでしょう。

勝手に信仰するのは本人の自由だし、何か辛い事があってそれにすがって救われ、前向きな気持ちになれるのならそれも良いでしょう。それで本人が明るくなって前向きな人生と良好な人間関係が築けるなら、大いにやってくださいってなもんです。事実、そういう人は私の周りにもいるし、彼らを否定する気なんてこれっぽっちもありません。

しかしながら、それが原因で他人に害を及ぼすようになると、途端にそれは「災いの元」になるんですよね。そしてやってる本人はその自覚がないから手がつけられない。そのスケールが大きくなれば宗教戦争という名の殺し合いにまで発展するから恐ろしい。

ホント宗教は「自分を高めるためだけ」にやってほしいものです。


って、映画のこと全然書いてないし。ま、この手の宗教問題による恋愛の壁ってのは日本でもあることだし、ラブストーリーとしても特筆すべきこともない、ごくごく普通の作品でした。


「やさしくキスをして」
★★★☆☆☆

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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

Comment

社会派監督らしいラブストーリーでした。
恋愛物なのに全然甘さの欠片もなかったのと、ラストは他の作品に比べてポジティヴで良かったと思います。
宗教問題を絡めて名ばかりのグローバリゼーションを問いただされた印象ですね。

>名ばかりのグローバリゼーション
ほんとそうですね。脈々と受け継がれてきた伝統や、血塗られた宗教戦争の歴史なんかを考えてしまうと、どうしても相容れないもの、という存在を考えさせられます。
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「やさしくキスをして」

 やさしくキスをして「やさしくキスをして」 ★★★☆AE FOND KISS...、UN BACIO APPASSIONATO、UN BESO CARINOSO、JUST A KISS (2004年イギリス/ベルギー/ドイツ/イタリア/スペイン)監督:
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