スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

サラ、いつわりの祈り

「サラ、いつわりの祈り」を観た。
sara.jpg

裕福な里親に育てられ、平穏な毎日を送っていた7歳の少年ジェレマイア。ある日、そんな彼の前に突然実の母親であるサラが姿を現わす。そして彼を強引に連れ帰るのだった。サラは相変わらずドラッグや売春に手を染め、荒れた暮しから抜け出せずにいた。各地を転々とし、男を次々と変えていくサラの自由奔放な生き方に馴染めず、そのうえ激しい虐待も受けるジェレマイア。それでも、サラは彼女なりの形で息子に愛情を示し、ジェレマイアも少しずつ新しい生活になれていく。しかし、そんなジェレマイアをさらなる試練が襲い掛かる…。

アーシア監督作第2弾ということで鑑賞。

セレブにも多くの支持者を持つという作家JTリロイの、少年時代、母親に男娼をさせられていたという自伝的小説を映画した作品。アーシアも支持者だったんでしょうか。

しかしながら最近になってこの「JTリロイ」なる人物そのものがでっち上げだったという事実が発覚してしまった問題作でもある(笑)当然この映画の公開後です。支持してた人は怒り心頭でしょうね~。実は30過ぎの作家志望の女が書いた妄想やおい小説だったんだから。

まぁJTリロイなんて人物をハナから知らない私のような人間には関係ないハナシなんですけどね。それにしてもアーシアはショックだったでしょうね~。

で、肝心の映画なんですが・・・う~ん、昨日観た「スカーレット・ディーバ」を同じ臭いがしますね。才能の無いデビット・リンチみたいな映画、といえば伝わるでしょうか。

生活能力のない馬鹿女(アーシア)が産んだ子供が裕福な家庭の里親の下に引き取られて幸せな生活をすごすが、ある日突然、実の母親である生活能力のないままの自堕落男狂い女アーシアが取り戻しにきて・・・というところから始まるこの映画。

少年の恐怖や不安を暗示するような描写なんかが盛り込まれたり、意味深な演出や妙なカメラワークなど、やりたいことはわかるんだが、どうにも作品全体としての一体感がなく、この手の作品を撮るにはあきらかに実力不足。

虐待を受ける少年が次第に母親になつく経過も薄っぺらいし、コロコロ変わるアーシアの男との関係もよくわからん。描きたいことはわかるけどねぇ・・・ってカンジでしょうか。劇中に流れるソニックユースの音楽に随分助けられてますね。

他に見所といえば、カメオ出演する豪華な顔ぶれでしょう。病的に厳格なキリスト教徒であるアーシアの父にヘンリー・フォンダ、その家庭に暮らすアーシアの弟にエレファントにでてたホッペの赤い男の子(ジョン・ロビンソン)、アーシアの男の中の1人にマリリン・マンソン、精神科医に万引き事件後初の映画出演となるウィノナ・ライダーなど。

この有名人達も原作に大変感銘を受けた人たちなんでしょうか。全てでっちあげだったと知った後の彼らの反応が気になりますね。

スカーレット・ディーバと続けて観ると「リンチのような雰囲気で、アートな描写を駆使しつつ、淡々と人間の心の闇を描き出すタイプの作品を撮りたい」という、アーシアの願望がハッキリと見えます。オスカーじゃなく、カンヌタイプの類ですね。そういう作品の影響を受けまくってます。インスパイヤってやつですね。どれも人真似のような描写で、アーシア独自の個性が見えてきませんでした。

個人的にアーシア・アルジェントは好きなので、もうちょっと頑張って欲しかったです。次あるのかなぁ。


「サラ、いつわりの祈り」
★★☆☆☆☆

記事が気に入りましたらクリックお願いします!→映画ブログランキング


鳥肌実カットのすっぴんマリソン。
325371.jpg

heart-is-deceitful-above-all-things-1.jpg

heart-is-deceitful-above-all-things-0.jpg

スポンサーサイト

テーマ : 映画DVD
ジャンル : 映画

Comment

こんにちは★

リロイが実在しない人物だったって、かなりガッカリですよね。
アーシアは知ってたのかな・・・??

こういう母親は許せないですよね。
フィクションだと思って観てもムカついてきます(笑)

マリリン・マンソンやウィノナ(この時は可愛くなかった・・・)、そして大好きなマイケル・ピットが出てたのが個人的に嬉しかったです。

トラバさせてください。

こんにちは★(←真似してみました)

アーシア知ってたんですかね?カンヌだかなんだかの映画賞に、リロイといっしょに出席してたと思うんですけど。DVD特典のリロイを見るとどうみても女なんですけどねぇ。

ウィノナは全然でしたね。リアリティ・バイツの頃の輝きは見る影もなく・・・

はじめまして

アーシアのファンで、サラ~の小説も大好きで去年この映画を見た者です。
この映画は、個人的には大好きなのですが、何より音楽が気にいりました。でもサントラ出てないんですね・・・
それで、予告編で流れてる曲がなんて曲か知りませんか??だいぶ探してるのですがよくわかりません・・・
よろしくお願いします。

>ともさん
こんばんは、はじめまして。
アーシアファンですか!初めて出会いました(笑)私も好きです。父娘共に(笑)

で、流れてる曲ですか・・・ちょっと調べてみましたけど、わかりませんね~。YOUTUBEにも海外版の予告編なんかはありましたけど、曲名までは・・・。申し訳ない。
非公開コメント

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

サラ いつわりの祈り

サラ、いつわりの祈りTHE HEART ID DECEITFUL ABOVE ALL THINGS2004年 アメリカインパクト強すぎて当分忘れれそうにない。児童虐待ものの中でも最たるものと思う。ただただ息を呑むば

サラ、いつわりの祈り

サラ、いつわりの祈り 監督:アーシア・アルジェント 出演:アーシア・アルジェント/ジミー・ベネットほか TVを購入してしばらく経つ。問題が・・・。地上デジタルが映らない・・・。せっかくのハイスペックも持ちぐされ。どうやら建物のアンテナが対応

サラ、いつわりの祈り

『サラ、いつわりの祈り』あらすじ『里親のもとで暮らしていた7歳の少年ジェレマイアは、ある日突然、母親サラのもとへと連れ戻される。トラック運転手を相手に娼婦として働くサラは、次々に恋人を変え、各地を転々としながら自由奔放に生きる女性だった。ジ...
クリックお願いします
br_decobanner_20100209113847.gif br_decobanner_20100209114432.gif
プロフィール

baoh

  • Author:baoh
  • 【評価基準】
    ★★★★★★

    ★★★★★☆ 
    最高!
    ★★★★☆☆ 
    (・∀・)イイ!
    ★★★☆☆☆
    見所アリ
    ★★☆☆☆☆
    微妙
    ★☆☆☆☆☆
    制作者でてこい
    ☆☆☆☆☆☆
    市中引き回しの上斬首


    ご意見・苦情・恋文などはこちらからどうぞ
    →baoh77@hotmail.com


My favorite
Evanescence - "Bring Me To Life"        映画「デアデビル」テーマソング

カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
MOVIE NEWS

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

お友達Blog
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。