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スカーレット・ディーバ

「スカーレット・ディーバ」を観た。
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“スカーレット・デイーバ(緋色の女神)”としてカリスマ的人気を博する若き女優アンナ。華やかな人生を謳歌しているかに見えるアンナだったが、私生活では孤独感が募るばかり。人気の衰えを気にし、スキャンダルに怯える毎日。いつしか生活は乱れ、愛のないセックスとドラッグに溺れていく。そんなある日、アンナは女友だちと出かけたライヴハウスでオーストラリアから来たミュージシャン、カークと出逢い、かつてない愛の衝動を感じる。その夜、二人は一夜を共にするが、カークは翌朝ツアーのために旅立ってしまう……。

アルジェントはアルジェントでも今回は娘のアーシアの方を鑑賞。アーシアの初監督作品であり、自伝的内容となっています。一応、製作にダリオも名を連ねている(笑)

どんなものかと鑑賞してみるも、過去と現在と夢と幻覚が入り混じるこの映画、これだけ聞くと難解かつ見応えのある作品に聞こえるが、実際観ているとこれがつまらない(笑)

一見華やかな女優生活を送っているかのようなアーシア、実生活では鬱積した感情の行き場を求めるかのようにドラッグとセックスに溺れ、愛を求めてアッチへふらふらコッチへふらふら。芸能一家に育てられた子供時代の抑圧された感情の描写なんかも描かれていて、言いたいことはわかるんだが、妙に付け焼刃の技巧に走ろうとする感があってイマイチ入り込めない。意気込みは買うけど、力量が伴ってないカンジですね。

しかしながら、アーシアを知っている人間が彼女の自伝的作品として観ると伝わってくるものがある。

「イタリアでは女優は娼婦扱い」なんて言葉がでてきて、チチ見せるの嫌だから監督になりたい、芸術家として認められたいのよ!なんて言うアーシア。4年前の作品ですが、お色気イメージからは未だに抜け出せてない現状を思うと、彼女のジレンマにも似た悩みがヒシヒシと感じられます。映画界の実力者に会えば、皆仕事をちらつかせて彼女と寝ようとする描写は観ていて本当に痛々しい。

一旦ついたお色気女優のイメージはなかなか覆せるもんじゃありません。活動の場をハリウッドに移してもそれは変わることはありませんでしたね。ロメロ監督の「ランド・オブ・ザ・デッド」にも出演していましたが、存在理由がお色気しか感じられないキャラでの出演だったことを思うと、彼女が不憫になってきてしまいます。今後も人の作品に出演する時はお色気キャラとして使われるのでしょう。やっぱり自分で監督するしかないんですね。

「お色気女優からの脱却、肉体にばかり存在価値を見出されるのはもうウンザリ、監督になり芸術家として認められたい!」というアーシアの切実な叫びがヒシヒシと伝わってきた作品でした。アーシア・アルジェントの今昔を思いながら鑑賞するのが良い作品でしょう。


「スカーレット・ディーバ」
★★★☆☆☆

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