サスペリア2 

「サスペリア2」を観た。
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猟奇殺人を目撃したマークは子供の歌声と怪しげな絵をたよりに犯人捜査に乗り出す。全編恐怖を煽るようなカメラワークで鮮烈に描かれる。背後からの首切りや熱湯に顔を押しつけての殺人など残虐シーンの連続。背後に流れる子供達の歌声が薄気味悪さを演出する。

「サスペリア」とは全く関係のない作品。サスペリアの大ヒットにより、その2年前に作られていたこのアルジェント作品を大胆にも「サスペリア2」として日本公開してしまったという、大人の事情が見え隠れするタイトル。原題は「PROFONDO ROSSO」。



サスペリア鑑賞当時、この作品も観てたはずなんだが、ほとんど忘れてしまっていた(犯人さえも!)ので素直な気持ちで鑑賞できた。

何故忘れてしまっていたかわかった。「サスペリア2」というタイトルから当然「サスペリア」のような恐怖を期待して観たんだが、ハッキリ言って前作とは全然別物になっていたからですね。映像と音楽でひたすら観客をビビらせまくるショッキングホラーのサスペリアに対して、本作はどちらかというとホラーというよりミステリーなんです。ゴブリンの音楽も、直接脳を揺さぶる前作とはうって変わって、静かにジワジワとくる不気味系音楽となっています。

当時としては前作の雰囲気を期待してたもんだから、肩透かし食った気分だったんでしょうね。

一応、推理モノのような展開で進んでいくんですが、相変わらずその脚本は強引かついい加減です(笑)真犯人も意外な人物なんですが、いかんせん登場人物が少ないので、適当にあてずっぽ言っとけば3人に1人くらいは予想的中して「途中で犯人わかっちゃった^^」などと得意げに語りだすことうけあいですね。

ただ、サスペリアとはまた違った「アルジェント色」は本作でも十分に味わえます。冒頭の窓を突き破って惨殺されるシーンなんかはいかにもアルジェントっぽいし、押さえ気味のゴブリンの音楽に彩られた不気味な雰囲気はさすがです。

そのあたりは彼の個性が効いててそれなりに満足できるんですが、推理をメインに置いた展開なだけに、そのいい加減な脚本を独特の雰囲気だけで無かったことにするには少々弱いかな、というのが正直な印象。

個人的にはやっぱり「サスペリア」のほうが好みかな。

「サスペリア2」
★★★☆☆☆

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※不気味なからくり人形のシーンで「SAW」を思い出してしまった。もしかして影響受けてるのかな?

コメント

アルジェント監督作品もかなり好きなので、今回のお祭りも楽しんでます(笑)
この作品「空前絶後のトリック」と当時銘打たれていて、冒頭シーンで犯人の顔がはっきり映っているのだけど、判ったかしらん?
DVDで、再見してないので、自分も確認してみるね。

>たどんさん
あれはわからないですね〜。最初に見つけてしまったらどういう感想になるのか興味ありますね。アレを見つけた人って一体どれくらいいるんだろう(笑)

アルジェント祭りはもうちょっと続きます!

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  • [2006/04/01 16:33]
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