スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

あの頃ペニー・レインと

「あの頃ペニー・レインと」を観た。
B000666ROQ.09.LZZZZZZZ.jpg

1973年のサンディエゴ。大学教授の厳格な母に育てられたウィリアムは、母と衝突して家出した姉の残したレコードを聴いてロックに目覚める。やがて彼は弱冠15歳にしてプロの音楽ライターとしての道を歩み始めることに。

まぁまぁ売れてる中堅ロックバンドが記者を名乗る少年にどんどん心を許すストーリーを見ていて「こんなのあるわけね~」なんて引き気味にみてしまったんですが、後から調べてみると監督の半自伝的物語だとか。こんなことってあるんですね。驚きました。

半自伝的といってもどこまでが事実と脚色なのかはわかりませんが、会ったこともない人間の地方新聞の記事を読んで、電話だけで契約して伝統のローリングストーン誌に記事を書かせるってのはさすがにありえないでしょう。それもいきなり表紙&特集記事って・・・冒頭のStillWatersとの通用口での出会いのシーンもかなり強引で首を捻ってしまいました。
almost.jpg

記者とアーティストが仲良くなるってのは結構あるみたいで、そのへんは特に気になりませんでしたが・・・15歳だとさすがにバレると思うんだけど(笑)

そのへんが仮に事実だったとしても、あまりにミラクルすぎる展開なのでストーリーに入り込めないままに物語は進んでいきます。ホントにこれ脚本賞でオスカー獲ったの?

とはいえ、少年の成長の描写はなかなかいいかんじです。素直な子ども故に?「天敵」と呼びながらも心を開くバンドメンバーと記者との交流は新鮮だし、思春期の少年にとってはウザくて仕方ないはずの母親の偏った愛情に対しても、正面から向き合って愛し合おうとする姿勢には少々目頭が熱くなってしまいました。

そして何より私が最も興味を引かれたのが、バンドメンバー達が極めて人間的に描かれているところ!これが良かった。私達一般人からしてみると、彼らのようなスター達ってまるで別の種類の人間のように、どうしても見えてしまうんですが、この作品では非常に人間臭い。

くだらない理由で仲間割れもするし、ヤケになって酔っ払ってプールに飛び込むし、遊びのつもりのファンの女のコに恋だってする。地元に帰れば彼らにだって家族や恋人がいる。墜落寸前の飛行機内での「死ぬ間際の暴露大会」なんてサイコーですね。思わず笑ってしまいました。「俺、実はゲイなんだ!」とカミングアウトしたところで無事着陸して「シ~ン」となる瞬間の彼の表情は、劇中ずっと目立たなかった男の唯一の見せ場でしょう(笑)

あぁ、そういえばペニーの事全く書いてないや(笑)

というのも、なにやら達観したような雰囲気をかもし出しつつ、実は現実の全く見えていない哀れなペニーにはハッキリ言って全く同情も共感もできませんでしたね。グルーピーとバンドメンバーに本当の愛なんて無理、と自分でわかっていながらも惹かれてしまう彼女、痛々しい存在のはずなんですけど、私の心はこれっぽっちも痛みませんでした。「夢見心地な少女」という意味ではケイト・ハドソンの好演が光ってましたけど。
AlmostFamousGallery2.jpg

そんな彼女が最後に見せた演出、これは良かったですね。このシーンは彼女の成長と「夢から覚めて現実に向き合っていく!」という決意表明のように感じられました。個人的には、最後の登場シーンを終えてこの演出があった時こそ、私の心の中で彼女が最も大きくなった瞬間です。ここではじめて切なくなってしまった。

劇中に流れる音楽は70年代テイスト全開のロックナンバーばかりなので、好きな人にはそれだけでもある程度の満足は保証される内容でしょう。私的には、冒頭の強引展開以外は「まぁ、それなりに・・・」というくらいの印象でした。

「あの頃ペニー・レインと」
★★★☆☆☆

記事が気に入りましたらクリックお願いします!→映画ブログランキング

AlmostFamousTransition.jpg

AlmostFamousBigPic.jpg

スポンサーサイト

テーマ : 今日のレンタルDVD/ビデオ
ジャンル : 映画

Comment

非公開コメント

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

あの頃ペニーレインと/Almost Famous

何度も観たくなる映画ってあると思うけどワタシにとってはそんな大好きな映画の一つがコレ。「セイエニシング」「シングルス」「ザ・エージェント」「バニラスカイ」、、、最近だと「エリザベスタウン」(←これだけは好きじゃない{/face_ase2/})などのキャメロンクロウが

「あの頃ペニーレインと」

 あの頃ペニー・レインと「あの頃ペニーレインと」 ★★★☆ ALMOST FAMOUS (2000年アメリカ)監督:キャメロン・クロウキャスト:ケイト・ハドソン、ビリー・クラダップ、フラ

Almost Famous (あの頃ペニー・レインと)

あの頃ペニー・レインとキャメロン・クロウ パトリック・フュジット ケイト・ハドソ...
クリックお願いします
br_decobanner_20100209113847.gif br_decobanner_20100209114432.gif
プロフィール

baoh

  • Author:baoh
  • 【評価基準】
    ★★★★★★

    ★★★★★☆ 
    最高!
    ★★★★☆☆ 
    (・∀・)イイ!
    ★★★☆☆☆
    見所アリ
    ★★☆☆☆☆
    微妙
    ★☆☆☆☆☆
    制作者でてこい
    ☆☆☆☆☆☆
    市中引き回しの上斬首


    ご意見・苦情・恋文などはこちらからどうぞ
    →baoh77@hotmail.com


My favorite
Evanescence - "Bring Me To Life"        映画「デアデビル」テーマソング

カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
MOVIE NEWS

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

お友達Blog
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。