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リンダ・リンダ・リンダ

リンダ・リンダ・リンダ」を観た。
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高校の文化祭のためにロックバンドを組んだ女子高生たち。しかし仲違いでボーカルが抜け、残ったメンバーは、韓国から来た留学生を誘う。ブルーハーツをコピーしようと決めた彼女たちだが、本番までは、たったの2日。必死の練習が始まるのだった。

まった~りした映画ですね。てっきりスウィングガールズみたいなスカっと爽快青春映画だと思ってたんですけど、まぁよく考えてみれば短期間の間に立て続けに同じような映画やるわけないか。

ホントつかみどころのない、まったりしたストーリー。なにげない彼女達の日常の出来事をそのまんま映画にしちゃった、ってかんじですね。

ライブ当日までの、普通の高校生にありそうないたって普通の出来事を淡々と描いてるんですが、そんな中、韓国人留学生のペ・ドゥナの存在がこの淡々とした映画のスパイスになってますね。彼女の一挙一動がどこかユーモラスで何しゃべりだすのかわからないおとぼけキャラ、でも本人は大マジメというおいしい役どころです。

個人的に、こういうカタコトの日本語を一生懸命はなす女のコってすごく健気でかわいらしく見えてしまうんですよね。実際の性格はどうなのかなんて知りませんけど、必要以上に魅力的に感じてしまうから不思議です。こういうのって男だけですかね。私はこの現象をカタコトマジックと呼んでいます。カタコトさいこー!でも別に中国人ホステスに貢いだり、フィリピンパプに通いつめたりはしてませんよ。そういう店は日本人の女のコが相手にしてくれなくなった時の最後の手段にとっておきましょう。

まぁそんなことはどうでもいいんですがこの映画、昔の高校生活を思い出してホンワカするにはいいかもしれませんが、観終わって残るものはありませんでした。文化祭・バンド・ライブと自分の高校時代と重なるものが多々あったんですけど、特に感情移入もできず、ただボ~っとしながら観てしまった。この女のコ4人組より、場つなぎで英語の歌(曲名失念)歌ってた女の子のほうが印象にのこったくらいだし。

淡々とした映画は嫌いじゃないですが、これはちょっと微妙でしたね。彼女達の交流にしても、音楽的要素にしても、どれも中途半端で薄いです。これ見よがしに流れるブルーハーツやユニコーンなんかは、その世代の人たちへの媚びに見えて鼻につく。そもそも現代の女子高生がブルーハーツというのも無理があるし、先輩の「素晴らしい日々」なんかあきらかに客ウケを狙った使い方じゃないでしょうか。全く必然性を感じません。あの女子高は80~90年代ブームですか?まぁその面に関しては狙い通りノスタルジックな気分になれましたけど。曲だけね。

ストーリー自体も淡々路線でいくのかと思ったら、最後は突然上手くなった彼女達がライブで盛り上がるというこの手の映画のお約束場面なんかも入れてあるし、どっちつかずで何がしたいのかよくわかりませんでした。

まぁ「その淡々としたどっちつかずで中途半端なところがリアルでいいんだYO!」と思う方には良い作品だと思います。実際、世間の評価は高いようなのでそうなのかもしれません。私的にはカタコトマジックの良さを再認識できたのでまぁ良しとします。


「リンダ・リンダ・リンダ」
★★☆☆☆☆

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※ライブ直前にステージ上で楽器つなぎながら「さっきの男どうだった?」なんて会話ありえないだろう。あのシーンは駄目すぎ。

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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

Comment

カタコト熱唱

 TBありがとうございますm(_ _)m

 >カタコトマジック

 素晴らしい言葉です!まさにその通りですね!カタコトって、
一生懸命だけどもうちょっと届かない!って感じがあって、好き
です(時にあやしさも感じますがw)

 お話とゆーよりは、使われていた音楽にシビれっぱなしの状態
でした。もっと彼女らのバックグランドを描いて欲しかったとゆー気
持ちもありますが♪

>たましょくさん
こんばんは!
おぉ、カタコトの良さ、わかってもらえましたか!(笑

>一生懸命だけどもうちょっと届かない

そうそう、そうなんですよね。なんだか健気なカンジがグッドです。一体なんのハナシでしょう(爆

ブルーハーツはよかったですが、留年した先輩が場つなぎで演ったユニコーンの「素晴らしい日々」も良かったですね~。カラオケにいきたくなってしまいました(笑

山下監督なのでw

スウィングガールズなんかとは似て非なるものですねw
掴み所がない、とご指摘のその感覚や、感情移入を困難にする突き放されたような印象さえ覚える演出は山下監督独特の持ち味でもあると思います。寄らないカメラやカット割しない独特の間なんかはかなり好き嫌いある作風でしょうね。
で、いつも感じさせられる自分と他人との間にある埋めようがない距離感というものが、この作品では言葉や文化の壁を持つ韓国人留学生という具体的な存在として表現されている、珍しくこの監督にしてはポジティブな答えを用意したものだと思います。

まぁ確かにブルーハーツとペ・ドゥナに頼り過ぎな印象はありますね。ペ・ドゥナじゃなかったらダメだった映画だと思いますよ。
ラストの「終わらない歌を歌おう」は繋がっていたいという人の思いや終わって欲しくない瞬間を上手く表現していると感じましたが、エンディングももっと共感できる青春映画を期待した人には肩透かしなんでしょうねw。

>linさん
すいません、山下監督を知りません(爆)
なので従来の監督特有の作風を感じながらの感想は私にはありませんでした。

たしかに「微妙な距離感」なんかはよく表わされてましたね。言われて見れば、カメラの使い方なんかは独特でした。
しかしながら、この作風と劇中で使われる音楽が全然マッチしていないように感じてしまったんです。映像と音楽の一体感がないと言うか。

音楽がたちすぎていて、作品と分離しているかのような印象ですね。そういう意味で、ブルーハーツにもユニコーンにも、「この映画にこの音楽」の必然性が感じられませんでした。

スイングガールズとは全くの別物ですね。比較対照にはなりませんw
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