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サーティーン あの頃欲しかった愛のこと

サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」を観た。
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素直で真面目な13歳の少女トレイシー。両親の離婚後、母メラニーや兄と暮らしていた彼女は、学校の人気者でクールな少女イーヴィと友だちになる。彼女の影響で、トレイシーは派手なメイクやボディピアスなどそれまでは考えもしなかった過激なファッションをし、母親にも悪態をつくようになる。そんな娘の変貌ぶりに戸惑いを隠せないメラニー。恋人や元夫はまるで相談に乗ってくれず、彼女は一人苦悩を深くする。トレイシーの非行は留まるところを知らず、やがて酒を覚え、いつしかセックスやドラッグといった危険な快楽の世界に溺れていく…。

平たく言うと、良いコちゃんだったトレイシーがあっという間にグレていくお話しなんだけども、この映画を観ててどうも違和感を感じた。

サブタイトルにある「あの頃欲しかった愛のこと」という言葉。これをみると、両親の愛情を受けられずにグレちゃったみたいな言い方だけど、少なくともこの映画の主人公であるトレイシーは母子家庭ではあるが、母親の愛情をたっぷり受けて育っている風に見受けられる。

そんな子供が中学校で、悪くてカッコイイ同級生に憧れを抱いて、彼らの真似をして悪ぶっていくうちに仲良くなって、どんどん落ちていく・・なんてのは思春期の子供には良くある話。

この映画に関しては、トレイシーがあそこまでグレたのはどう考えても親の愛情不足が原因じゃない。「親の教育力不足」これに尽きますね。ちょっとだけ悪ぶる子供なんて吐いて捨てるほどいるが、それを入り口で止めるのが親の役目でしょう。

どんどんグレていく子供を見ながら、ただオロオロするだけの母親。なんども「話し合いましょう」などというが、グレだした子供がウザいとしか思わない親と真剣に話しあうわけなんてなく、無視されるのが関の山。

なよっちい親を尻目にどんどんグレていくトレイシーも、最後は悪友であるイーヴィの裏切りによって元にもどるんですが、こんなオチだと何の解決にもなってませんね。裏切られて泣き崩れる娘といっしょにワンワン泣く親って一体なんやねん、と。

悪友の裏切りのおかげで元にもどっただけで、それがなかったらトレイシーは行くトコまで行ってたんじゃないのかと。確かに娘を見捨てはしなかったけどそんなことは当たり前で、結局母親は自分の力では更正しきれない。劇中もグレて親に対して暴言を吐く娘に対して、厳しい叱責もできない、なんだか娘のご機嫌伺いのような母親。

この映画のレビューで「最後まであきらめない母親の深い愛情が~」なんて言葉に違和感を感じるのは私だけでしょうか。
娘の犯罪行為が発覚したときのやりとり。

「このお金はなに!?」
「盗ったのよ!ママがお金をくれないから!こんなに増えた服をみて気づかないなんてバカ?」
「まさか盗んでるなんで!」


もうあいた口が塞がりません。子供の管理もロクにできず、グレる子供を見てオロオロするだけの母親。そして結果オーライの適当なラスト。
親より先に警察に見つかってたらトレイシーの人生アウトですよ。確かに母親の愛情はわかりますが、ただそれだけ。

愛してるだけで、まともに子供を教育できない典型的な駄目親を描いた映画ですか?と疑いたくなるような作品ですね。

そしてこのサブタイトルである「あの頃欲しかった愛のこと」は余計だと思います。愛情たっぷり受けた子供が興味本位でグレて、「グレたのは親のせいだ。愛がたりなかった」などと責任転嫁できる風潮を作るような無責任なタイトルはやめてほしいです。「サーティーン」だけで十分この映画を表わすことのできる良いタイトルだと思うんですが。

この映画をみて思い出した言葉。

「子が子なら親も親」


映画自体は、母親へのイライラを抜きにすればおもしろい作品だとおもいます。悪友イーヴィを演じるニッキー・リードが13歳で自分の実体験をもとに脚本を書いたというから驚き(実際は彼女の体験談を元に監督がまとめたみたいだけど)。
それにしてもアメリカの13歳ってこんなことまでするのかっていう軽いカルチャーショックを受けますね。映像もきれいで話しのテンポも良いし、青春映画としてはなかなかの掘り出しモノだと思います。

「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」
★★★☆☆


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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

Comment

TBありがとうございます。
この映画、実話だって聞くと
本当にびっくりしますよね。

サブタイトルの
「あの頃欲しかった愛のこと」というのは
トレイシーからして
愛が足らなかったという事じゃないかと
解釈してます。
何で思う様にさしてくれないのよ!っていう
ワガママなタイプのね。
世間一般から見れば十分過ぎるほど
愛情を注がれてるのに・・っていう。
グレてる子(こういう言い方嫌いですが)は
そう思ってるもんですよ、きっと。

ではでは、また遊びにきてくださいね♪

初めまして★
読んでいてすごくおおーと思いました
自分が観たときにはタイトルのことなど頭になく、さらに親子関係にも注目しなかったのですごいなぁとただただ感服しました

TBさせてください

>sakiさま
13歳で麻薬ってのがビックリですねぇ。
さすがアメリカというか何と言うか・・
>>何で思う様にさしてくれないのよ!
なるほど。そういう解釈もありますね。

>さわわさま
TBありがとうございます。
ついつい「自分が親だったら・・」という見方になってしまったものでこういうレビューになってしまいました(笑



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