サスペリア
|Posted:2006/03/30 00:39|Category : 崇拝映画|
「サスペリア」を観た。
ニューヨークからドイツのバレエ寄宿学校に勉強にきた少女スージー(ジェシカ・ハーパー)。しかし、その学校で連続して謎の殺人事件や怪奇現象が多発していく。
およそ10年ぶりに鑑賞。
うぐぐぐぐ・・・
強・烈
ニューヨークからドイツのバレエ寄宿学校に勉強にきた少女スージー(ジェシカ・ハーパー)。しかし、その学校で連続して謎の殺人事件や怪奇現象が多発していく。
およそ10年ぶりに鑑賞。
うぐぐぐぐ・・・
強・烈
約10年ぶりとはいえ、2回目の鑑賞ということで、さすがに衝撃度は最初に見たときの方が上回るが、今見直してみると改めてダリオ・アルジェントの狂った美世界を強烈に感じさせられる。当時高校生だった私はこの映画を観て、初めて監督を意識したんですよね。「コレ作ったの誰?」って感じに。それほどまでに圧倒的なインパクトがこの作品にはあった。
とにかく映像と音楽!これに尽きます。赤を基調とした映像なんですが、この赤の使い方がもう強烈なんです。赤って人を興奮状態にするっていいますが、全編に渡って彩られる血のような赤は否応無しに見ているものを恐怖の世界へと引きずり込みます。
そんなドぎつい映像にゴブリンの音楽!これがまた怖い。オルゴールのような静かで不気味な音楽から、人のうめき声が混ざった音楽、迫り来るような圧迫感のある効果音、全てが単体でも十分怖いのに、それらが強弱をつけながら波状攻撃のように襲い掛かってくるもんだから、鑑賞中は硬直しっぱなしです。ハッキリ言ってこの世の音楽とは思えませんよ。聴いてるだけで不安と恐怖で胸が押しつぶされそうになります。
そんな映像と音楽に彩られたこの映画、ストーリー自体は破綻気味です(笑)オカルト映画ってだけあって悪魔崇拝がテーマになってるので、不条理な死に方やよくわからない演出、チープな特殊効果なんかが平気で出てきます。ラストに至っては人気のない少年漫画の突然の打ち切りのような、無理やりかつ投げやりな終わり方。
でも、この作品を楽しむことに関しては、そんなことは重要なことではないんですよね。「理屈ではない、本能に訴えかけてくる恐怖」がこの映画にはある。ダリオ・アルジェントの描き出す極彩色に彩られた世界の中で、聴いていると発狂してしまいそうな音楽にのせて繰り広げられる血の惨劇、この圧倒的恐怖を視覚・聴覚をフルに使って体感するのが、この作品の醍醐味でしょう。
「サスペリア」
★★★★★☆
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劇中は常に不安感がつきまとう
惨劇の幕開け。顔怖すぎw
恐怖、針金地獄
ん?何か映ってるような・・・
とにかく映像と音楽!これに尽きます。赤を基調とした映像なんですが、この赤の使い方がもう強烈なんです。赤って人を興奮状態にするっていいますが、全編に渡って彩られる血のような赤は否応無しに見ているものを恐怖の世界へと引きずり込みます。
そんなドぎつい映像にゴブリンの音楽!これがまた怖い。オルゴールのような静かで不気味な音楽から、人のうめき声が混ざった音楽、迫り来るような圧迫感のある効果音、全てが単体でも十分怖いのに、それらが強弱をつけながら波状攻撃のように襲い掛かってくるもんだから、鑑賞中は硬直しっぱなしです。ハッキリ言ってこの世の音楽とは思えませんよ。聴いてるだけで不安と恐怖で胸が押しつぶされそうになります。
そんな映像と音楽に彩られたこの映画、ストーリー自体は破綻気味です(笑)オカルト映画ってだけあって悪魔崇拝がテーマになってるので、不条理な死に方やよくわからない演出、チープな特殊効果なんかが平気で出てきます。ラストに至っては人気のない少年漫画の突然の打ち切りのような、無理やりかつ投げやりな終わり方。
でも、この作品を楽しむことに関しては、そんなことは重要なことではないんですよね。「理屈ではない、本能に訴えかけてくる恐怖」がこの映画にはある。ダリオ・アルジェントの描き出す極彩色に彩られた世界の中で、聴いていると発狂してしまいそうな音楽にのせて繰り広げられる血の惨劇、この圧倒的恐怖を視覚・聴覚をフルに使って体感するのが、この作品の醍醐味でしょう。
「サスペリア」
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惨劇の幕開け。顔怖すぎw
恐怖、針金地獄
ん?何か映ってるような・・・
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